【エールフランス】(えーるふらんす)

概要
創設1933年
ハブ空港パリ=シャルル・ド・ゴール空港
焦点空港パリ=オルリー空港*1
リヨン・サン=テグジュベリ国際空港
ニース・コート・ダ・ジュール国際空港
マイレージサービスFlying Blue*2
保有機材数223機
同盟スカイチーム
スカイチーム・カーゴ(エールフランス・カーゴが加盟)
航空会社コードIATA:AF
ICAO:AFR
コールサインAirFrans(エールフランス)
本拠地フランス共和国 セーヌ=サン=ドニ県トランブレ=アン=フランス

Air France.

フランス共和国第一の航空会社で、同国のフラッグキャリアと認知されている企業。
欧州では第1位、世界でも第4位の規模を誇る航空会社である。

もとは1933年、フランスの国内外で航空機を運航していた5つの会社*3を統合して発足。
その経緯から、当時、フランスが世界各地に持っていた植民地を中心としたネットワークを持ち、現在でも世界六大州に路線網を持つ数少ない航空会社である。

かつては国営企業で、1976年〜2002年にかけて西側世界初の超音速旅客機コンコルドを(英国のフラッグキャリアであったブリティッシュ・エアウェイズと共に)運航していたことでも知られている。

現在はオランダ王国のフラッグキャリアであったKLMオランダ航空と持ち株会社方式で経営統合され、一つのグループとして運営されている。

日本では羽田空港成田空港関西国際空港へパリから毎日就航しており、パリで乗り継ぐことでヨーロッパの50都市へ接続可能なネットワークを形成している。
また、1998年ごろまで日本人の客室乗務員を定期的に採用しており、現在でも数百名の日本人フライトアテンダントがパリを拠点に乗務している。

運用機材

機種機数備考
エアバスA318-10018機
エアバスA319-10033機順次引退。
エアバスA320-20043機うち3機にはシャークレット装備。
順次引退。
エアバスA321-1005機
エアバスA321-20015機
エアバスA330-20315機
エアバスA340-3004機順次引退。
エアバスA350-9001機
エアバスA380-86110機2022年までに退役予定。
ボーイングB777-200ER25機
ボーイングB777-300ER43機
ボーイングB777-200LRF2機貨物機(エールフランス・カーゴが運用)
ボーイングB787-99機KLMオランダ航空と合同発注。

同社は世界で唯一、エアバス社が過去に開発した機体を全て保有していた会社でもある*4
また、欧州の会社でありながらアメリカのボーイング社の機体のローンチカスタマーにも積極的に名乗りを上げている。


*1 かつては本空港がハブ空港であった。
*2 KLMオランダ航空との共用プログラム。
*3 エールオリヤン・エールユニオン・CINDA・SGTA・アエロポスタルの5社。
*4 かつてのA300A310も保有していたことがある。

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