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*&ruby(いんめるまんたーん){【インメルマンターン】}; [#o17c945a] 水平状態から[[操縦桿]]を引き、[[ループ]]を半分行ったところでロールをして機体を水平に戻し、最終的に針路を180度転換する[[マニューバー]]。~ [[速度]]を[[位置エネルギー]]に変換することで[[高度]]を稼ぐことが出来る。~ ~ 主に自機の進行方向と反対方向へ通り過ぎた敵機を追跡する際に用いられる。~ ~ [[第一次世界大戦]]時の[[ドイツ空軍>ルフトバッフェ]][[エースパイロット]]、[[マックス・インメルマン]]の名を取って名づけられた機動であるが、当時の非力な[[エンジン]]では現在のように垂直に上昇することが難しく、実際にはほとんど[[シャンデル]]に近いものであった。~ ~ [[戦闘機]]の[[マニューバー]]の一種。~ すれ違った敵を追跡する場合などに、高度を上昇させつつ後方に振り返る事を企図する。 >正面から向かい合った状態で会敵した場合、初手で敵機を[[撃墜]]できなければ互いに「すれ違う」事になる。~ そこから本格的に[[ドッグファイト]]が始まり、いかに素早く敵機の方に向き直れるかが勝敗を決する事態となる。 手順は以下の通り。 +水平飛行の状態から機首を上に向ける。 +180度宙返りした所で機首を戻し、[[背面飛行]]状態になる。 +横方向に180度[[スピン]]して水平飛行に戻る。 [[第一次世界大戦]]時の[[ドイツ空軍>ルフトバッフェ]][[エースパイロット]]であるマックス・インメルマンの得意技として名を知られた。~ ただし、当時の非力な[[エンジン]]では垂直上昇が難しく、当時のインメルマンターンは現代の分類では[[シャンデル]]と呼ばれるものに近い。 関連:[[スプリットS]]