【アライアンス】(あらいあんす)

alliance.

複数の組織が法的拘束力を持つ契約に基づいて協力関係を結ぶこと。「同盟」「提携」。
日本語のニュアンスでは企業間提携を指す場合が多い。

航空の分野においては、航空事業者が提携関係を結ぶ「航空連合」のことを呼ぶことが多い。

航空連合

2社以上の航空事業者が提携関係を結んだ連合組織。
コードシェアマイレージサービスなどのサービスを互換可能にするなどして顧客の誘導を図る。
また、機材や事務所・整備拠点・非常時対応*1などを共同化する事で経費を削減できる。

主な航空連合

スターアライアンス
日本では全日本空輸が加盟。
ワンワールド
日本では日本航空が加盟。
スカイチーム
日本での加盟社はなし。
スカイチーム・カーゴ
貨物機を運航する航空会社で構成。
WOW
貨物機を運航する航空会社で構成*2
エティハド航空パートナーズ
アラブ首長国連邦のエティハド航空を中核とする。
バニラアライアンス
インド洋沿岸諸国を中核とする。
U-FLY
格安航空会社で構成される。
バリューアライアンス
格安航空会社で構成される。
ウイングス・アライアンス
2004年にスカイチームに吸収されて消滅。
クオリフライヤーグループ
2002年、連合の中心だったスイス航空が倒産したことに伴い解散。

*1 たとえばスターアライアンスでは、加盟社の機体が事故に遭遇した時には現場に最も近い加盟社が救助を行うという。
*2 かつては日本航空も加盟していたが、貨物機事業からの撤退に伴って脱退している。

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