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*&ruby(あくてぃぶれーだーゆうどう){【アクティブレーダー誘導】}; [#f816f962]
[[ミサイル]]自身が備える[[レーダー]]を使用して[[終端誘導]]を行う方式。~
母機の誘導を必要しないため、発射後すぐに離脱できることが最大の利点としてあげられる。~
[[ミサイル]]の[[終端誘導]]方式の一つ。~
ミサイルに[[レーダー]]を搭載し、これを用いて周囲を走査して目標を捜索する。~
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ただし、多くのアクティブレーダー誘導ミサイルは[[中間誘導]]に[[慣性誘導>慣性航法装置]]や[[GPS>全地球測位装置]]誘導、（[[データリンク]]による）アップデート誘導等が採用されており、（射距離にもよるが）発射後の離脱は命中精度を落とす結果が生じる場合がある。~
これはレーダー自体が使い捨てである事と、小半径のレーダーを搭載せざるを得ないため、視程が極めて短いことが大きく影響している。~
この方式では、ミサイルに搭載したレーダーは使い棄てにせざるを得ず、また、重量制限も厳しいため、搭載[[レーダー]]の性能は低い。~
このため、他の[[中間誘導]]・[[終端誘導]]装置による補助を必要とする事が多い。~
また、レーダーを用いる必然として敵のレーダー探知にも引っかかるため、発見されやすく[[ECM]]を受けやすい。~
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なお、目標にレーダーを照射するため当然敵に探知されやすく、（状況にもよるが）照射された時点で敵は[[チャフ]]を散布しながら回避行動をするのが普通なので、隠密性は低い。
反面、いったん目標を捕捉すれば誘導処理の全てがミサイル本体だけで完結する。~
[[射手>ガナー]]は命中を確認する必要がなく、即座に離脱や回避機動を取る事ができる。~
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関連：[[パッシブレーダー誘導]] [[撃ちっ放し能力]]
