【まいど1号】(まいどいちごう) †

日本の民間宇宙開発組織である「東大阪宇宙開発協同組合（SOHLA）」が開発した実験用人工衛星「SOHLA-1」「SOHLA-2」の愛称。
（「1」「2」のいずれか、先に軌道投入に成功した方の衛星に命名する予定という）。

同組合がNEDO（独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）からの委託により開発する汎用小型人工衛星「PETSAT」の製作に先立ち、その技術実証実験を行う目的で開発が進められていたもの。
（これは、1970年に打ち上げられた日本初の人工衛星「おおすみ」と同じコンセプトであると推測される）
なお、衛星の基礎技術開発にはJAXA（宇宙航空研究開発機構）も参加している。

同衛星は2008年、東大阪での開発フェーズを終えてJAXA筑波宇宙センターに搬入、各種試験を経て、2009年1月21日、第1号機の「SOHLA-1」がH-��Aロケットに搭載され、種子島宇宙センターから打ち上げられることになった。
機体には大気圏内で発生する雷雲からの放電を観測する機器が搭載され、（軌道投入に成功して運用が開始されれば）雷の発生メカニズムについてのデータを地上へ送信する予定となっている。

参考リンク：http://www.sohla.com/ （東大阪宇宙開発協同組合公式サイト）


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