- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- はやぶさ(惑星探査機) へ行く。
- 1 (2014-12-05 (金) 19:40:47)
- 2 (2015-08-06 (木) 17:21:01)
- 3 (2017-01-02 (月) 12:27:47)
- 4 (2019-02-22 (金) 17:55:59)
- 5 (2020-05-16 (土) 08:00:55)
- 6 (2020-08-22 (土) 08:51:11)
- 7 (2020-10-17 (土) 06:28:57)
- 8 (2020-12-06 (日) 11:24:28)
- 9 (2020-12-07 (月) 02:41:49)
- 10 (2020-12-19 (土) 11:33:40)
- 11 (2021-11-14 (日) 08:53:08)
- 12 (2022-11-16 (水) 10:50:23)
- 13 (2022-11-17 (木) 21:41:53)
- 14 (2023-01-12 (木) 16:19:04)
【はやぶさ(惑星探査機)】 †
日本国の宇宙開発機関「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」が運用する小惑星探査機。
2003年に打ち上げられ、2010年に消滅した「はやぶさ」(初号機)と、2014年に打ち上げられた「はやぶさ2」とがある。
はやぶさ(初号機) †
MUSES-C"Hayabusa".
文部科学省宇宙開発研究所(ISAS)*1が開発し、2003年5月にミュー5ロケットで打ち上げた小惑星探査機(工学実験探査機)。
前作の「ひてん」「はるか」に続く「MUSES」シリーズ3番目の工学実験機であった。
本機は、搭載されたイオンエンジンの実証テストを行いながら2005年夏に小惑星「イトカワ」に到達し、その表面を詳しく観測してサンプル採集を試みた*2後、2010年6月13日、大気圏に再突入して消滅した。
この飛行は「無人探査機が、地球の重力圏外にある天体の固体表面に着陸し、サンプルリターンを成功させた世界初のケース」として内外の話題を集めた。
はやぶさ2 †
前記「はやぶさ」の後継として、2014年3月にH2Aロケット26号機*3で打ち上げられた惑星探査機。
また、同探査機による探査プロジェクトの名前としても用いられている。
計画では、地球の近傍にある小惑星「リュウグウ」への着陸及びサンプルリターンが予定されていた。
2019年2月22日、「リュウグウ」への着陸に成功し、2020年5月現在、地球へ向けて帰還中。
*1 現在は宇宙航空研究開発機構(JAXA)隷下の一機関となっている。
*2 予定した分量を採取することはできなかったが、収納容器にわずかな微粒子が到達。
収納容器は本体の大気圏再突入前に分離して地上に回収され、解析の結果「イトカワ由来の微粒子が含まれている」ことが判明してミッションの成功が確定した。
*3 同機には本機の他、「しんえん2(九州工業大学)」「ARTSAT2-DESPATCH(多摩美術大学)」「PROCYON(東京大学)」という3機の人工衛星・宇宙探査機が搭載されていた。