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*&ruby(なだしおじけん){【なだしお事件】}; [#c0508582]
1988年7月23日、浦賀水道航行中の[[海上自衛隊]]の[[潜水艦]]「なだしお」が横須賀沖にて遊漁船第1富士丸と衝突し、沈没させた事件。この時の第1富士丸の乗組員の「ぶつかってきた[[潜水艦]]は沈没してゆく漁船をただ悠々と眺めていた」という証言が確認の取れないうちに[[マスコミ]]に報じられて大問題となった。~
しかしこの証言は後日事実誤認であったことが立証され、1992年12月10日横浜地裁で「双方が安全義務を怠った」として結審した。~
この事件は現在でも[[マスコミ]]による情報の一人歩きの批判や、各海難事故でも引き合いに出されることが多い。
1988年7月23日、浦賀水道を航行中の[[海上自衛隊]]の[[潜水艦]]「なだしお（JS Nadashio SS-577((その後、2001.6.1に除籍。))）」が、横須賀沖にて遊漁船「第1富士丸」と衝突し、沈没させた事件。~
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事故直後の記者会見にて、第1富士丸の乗組員の「ぶつかってきた[[潜水艦]]は沈没してゆく漁船をただ悠々と眺めていた」という証言が、確認の取れないうちに[[マスコミ]]に報じられて大問題となった((潜水艦の性質上、すぐ海中に飛び込むと[[スクリュー>プロペラ]]による二次被害の可能性もあるが、これも当時はほとんど取り上げられなかった。))。~
しかし、この証言は後日事実誤認であったことが立証され、1992年12月10日横浜地裁で「双方が安全義務を怠った」として結審した。~
この事件がきっかけで、「遊漁船業の適正化に関する法律」が制定された。~
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この事件は現在でも[[マスコミ]]による情報の一人歩きの批判や、各海難事故でも引き合いに出されることが多い。~
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関連：[[えひめ丸事件]] [[イージス艦衝突事故]]
