あたごのバックアップ(No.22) - 航空軍事用語辞典＋＋

【あたご】(あたご) †

京都市消防局航空隊所属のヘリコプター、AS365N3ドーファン2（登録記号:JA02FD）の愛称。
総務省消防庁が発注・調達した機体を、同局が無償使用しているものである*1。

ちなみに、同局に所属するAS365N1型（登録記号:JA911A）の愛称は「ひえい」である。
海上自衛隊のミサイル護衛艦「あたご」。
詳しくはあたご（自衛艦）の項目を参照のこと。
砲艦「愛宕」。
「摩耶」型砲艦の3番艦として1889年に竣工。
日露戦争時の旅順攻略作戦参加中、座礁・沈没。
巡洋戦艦「愛宕」。
「天城」型超ド級巡洋戦艦の3番艦として、1921年に神戸川崎造船所で起工*2されたが、翌年、ワシントン海軍軍縮条約の発効に伴って建造中止、スクラップとして処分された。
重巡洋艦「愛宕」。
「高雄」型*3重巡洋艦の2番艦として、1932年竣工。
太平洋戦争（大東亜戦争）において開戦当初から活躍したが、1944年10月のレイテ沖海戦において米潜水艦「ダーター（USS Darter,SS-227）」の雷撃により沈没。

*1 そのため、機体には「総務省消防庁」と「京都市消防局」の両方が表示されている。
*2 なお、本艦の建造に用いられた船台は、戦艦「加賀」を建造していたものであった。
*3 本艦の建造が急がれた結果、ネームシップの「高雄」より先に竣工したため、「愛宕型」と称される場合もある。