*&ruby(えむふぉー){【M4】}; [#r900aa39]
+M4 Sherman.~
[[第二次世界大戦]]時、[[アメリカ軍]]の[[主力戦車]]として活躍した車両。~
詳しくは[[項>M4(戦車)]]を参照。~
~
+M4 MSBS~
フランス海軍が運用していた[[潜水艦発射弾道ミサイル>弾道ミサイル]]。~
[[ル・ルドゥタブル]]級原子力潜水艦向けに開発された。~
~
[[M20]]の発展型として開発され、1985年より配備が開始された。~
フランス海軍初の[[MIRV]]方式の弾道ミサイルで、核弾頭はTN70(核出力150kt)が6基装備された。~
また、後期型のM4Bは核弾頭を軽量化したTN71に変更したため、射程が約1,000km延びている。~
~
1996年に改良型の[[M45]]が配備されたことにより退役している。~
~
|>|CENTER:''スペックデータ''|
|全長|11.50m|
|直径|1.93m|
|重量|36,000kg|
|推進方式|3段式固体燃料ロケットモーター|
|エンジン|401型ロケットモーター(推力71,000kg)&br;402型ロケットモーター(推力30,000kg)&br;403型ロケットモーター(推力70,000kg)|
|射程距離|4,000km(M4A)&br;5,000km(M4B)|
|誘導方式|[[慣性誘導>慣性航法装置]]|
|弾頭|M4A:TN70核弾頭(核出力150kt)&br;M4B:TN71核弾頭(核出力150kt)&br;MIRV方式|
~
+[[MGM-18「ラクロス」>MGM-18]][[短距離戦術弾道ミサイル>弾道ミサイル]]が[[アメリカ陸軍]]で採用された際の名称。~
~
+ソ連で開発された爆撃機。~
詳しくは[[項>M-4]]を参照。~
~
+M4サバイバルライフル。~
アメリカで開発された小銃。~
[[第二次世界大戦]]中、軍用機に搭載するサバイバルギアの一部として考案され、撃墜された後に搭乗員はこの銃を用いて食料を確保するものとされていた。~
~
ハーリントン&リチャードソン社が開発したボルトアクション式スポーツライフルM265を原型として開発され、伸縮式銃床や板金のフレーム、着脱可能な14インチ銃身を備え、銃弾は.22ホーネット弾を使用する。~
また、重量はおよそ4ポンドと軽量で、大きさも銃身を取り外し銃床を畳むと14インチ程度に収まる。~
~
|>|CENTER:''スペックデータ''|
|銃身長|14インチ(36cm)|
|重量|4ポンド(1.8kg)|
|使用弾薬|.22ホーネット弾|
|作動方式|[[ボルトアクション]]|
|装弾数|4発(着脱式箱型弾倉)|
~
+M4カービン。~
アメリカ軍の制式[[突撃銃]]「[[M16>M16(小銃)]]」をベースに作られた[[カービン]]ライフル。~
米軍の制式カービンとしては史上4番目となる((AR-15系の銃は以前から使われていたが、[[特殊部隊]]の独自調達品であったり、[[短機関銃]]扱いの採用であったりしていたため。))。~
戦車乗員や将校に向けた3点[[バースト]]搭載モデルが''M4''、特殊部隊等に支給される[[フルオート]]搭載モデルが''M4A1''である。~
原型のM16に比べてフロント部分が短縮され、伸縮式銃床により小型化されている。~
また、レシーバー上部に[[ピカティニーレイル>ピカティニー・レール]]を標準装備しているのが特徴。~
短銃身化されてはいるが、M16に比べて射撃性能の低下はほとんど無い。~
こういった特徴から、[[アメリカ陸軍]]では一般の[[歩兵]]部隊においても[[M16>M16(小銃)]]から本銃への置換を進めており、本銃は[[カービン]]でありながら通常の[[突撃銃]]としても使用されている。~
~
|>|CENTER:''スペックデータ''|
|口径|5.56mm|
|全長|850.9mm|
|銃身長|368.3mm|
|重量|3,480g|
|[[ライフリング]]|6条右転|
|使用弾薬|5.56mm NATO弾|
|装弾数|20発/30発(箱形弾倉)|
|作動方式|リュングマン式・回転ボルト閉鎖|
|発射速度|700〜900発/分|
|銃口初速|905m/秒|
|有効射程|500m(点目標)/600m(面目標)|
~
【バリエーション】~
--M4(M720):~
初期型。~
~
--M4A1(927):~
特殊部隊向けフルオートモデル。キャリングハンドルは着脱式。~
~
--M4E2(925):~
ハンドガードにアクセサリー装着用のピカティニーレイルを持つMWS((Moduler Weapon System))を装着したモデル。~
MWSとしてナイツアーマメント社のRIS((Rail Interface System))が採用される。~
~
--M4 MWS:~
M4にナイツ社製レールシステムを組み込んだもの。~
~
--M4 CQB-R:~
バレル長を通常モデルの14.5インチから、11.5ないし10.5インチに変更したモデル全般のこと。~
[[SWAT]]等でも使用されているが、仕様は各所でバラバラである。~
~
--M5:~
M4の後継カービン。~
作動機構をガス直噴式からガスピストン式とし、アッパーレシーバーと一体のレールシステムを採用している。~
~
--Mk12:~
[[SEALs]]に支給されているモデル。~
CQB-Rと同じバレル長にNSWCデザインのストック等を使用している。~
~
--Mk18:~
狙撃向けモデル。~
~
--C8カービン:~
コルト・カナダ社(旧ディマコ社)製M4。~
オリジナルとの相違点はリアサイトとマガジンのデザインである。~
バリエ―ションとしてC8(コルトモデル723タイプ),C8A1(コルトモデル927タイプ),C8A2,C8A3,C8CQB(11.5インチ銃身モデル),C8SFWなどがある。~
~
--L119A1:~
C8カービンのバリエーション「C8SFW」の英軍採用モデル。~
[[SAS]]などで使用されている模様。~
~
【コルト社製以外のM4(M4クローン)】~
--SR-16:~
ナイツアーマメント製のM4。~
同社のオリジナルレールインターフェースを標準装備し、サイトが折りたたみ式になっているのが特徴。~
米軍特殊部隊で採用されている。~
~
--SR-556:~
スターム・ルガー社がほぼ外注パーツ組み上げで製品化したM4クローン。~
~
--LR-300:~
ZM-ウエポンズが開発したM4クローン。~
作動方式はショート・ストロークピストン方式。~
~
--[[HK416]]:~
[[H&K>ヘッケラー&コッホ]]社が開発したM4カービンの改良近代化カービン。~
詳しくは項を参照。~
~
--SIG516:~
SIG SAUER Inc.製のM4クローン。~
作動方法はシグ社のライフル同様ガス圧利用のガス・ピストン方式でターン・ボルト・ロッキングが組み込まれている。~
マガジンは同社の[[SG556>SG550]]と同じシグオリジナルのものである。~
~
--M468(REC((Reliably Enhanced Carbine:高信頼性強化カービン))7):~
アメリカのバレット社がAR-15/M16シリーズ及びM4をベースに開発した突撃銃(または交換キット)。~
弾薬は、[[USSOCOM>アメリカ特殊作戦軍]]の要請によりレミントン社が開発した次世代小銃弾である6.8mmSPC(6.8mmx43)弾を使用している。~
~
+Benelli M4 Super 90~
イタリアのベネリ社で開発された[[散弾銃]]。~
アメリカ軍の要求に応じ、12ゲージの弾薬を使用する軍用セミオートマチック散弾銃として開発され、1999年に「M1014」として[[アメリカ海兵隊]]に供給された。~
~
作動方式を[[ベネリM3]]までの反動利用式(イナーシャシステム)からガス圧利用式(A.R.G.O.((Auto Regulating Gas Operated:ガス圧自動調節。))システム)へと変更したのが特徴である。~
~
そのため、M3より部品点数が少なくなり、イナーシャシステムでの弱点(反動をきっちり受け止めないと作動しない((反動利用式の[[拳銃]]などにも共通の弱点である。)))も回避した。~
~
[[アメリカ海兵隊]]のほか、イギリス陸軍やイタリア国防省特殊介入部隊(GIS)、行政院海岸巡防署(台湾)などに採用されている。~
~
|>|CENTER:''スペックデータ''|
|種別|軍用散弾銃|
|口径|12ゲージ|
|全長|886mm(ストック短縮時)/1,011mm(ストック延長時)(18.5インチバレルモデル)|
|銃身長|470mm(18.5インチ)&br;356mm(14インチ)|
|重量|3,820g|
|ライフリング|なし|
|使用弾薬|12ゲージ(2.75又は3インチ)|
|装弾数|7+1発(2.75インチ)/6+1発(3インチ)(18.5インチバレルモデル)|
|作動方式|ガス圧作動式セミオートマチック|
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