*&ruby(えるえむ){【LM】}; [#w2bb2068]
[[富士重工>富士重工業]]が、[[T-34]]「メンター」をベースに開発した4座式の連絡機。~
[[低翼]]式の[[主翼]]や[[ドーサルフィン]]つきの[[垂直尾翼]]などを踏襲する一方、[[コックピット]]は4座の[[キャビン]]に変更された。~
~
派生型として、[[練習機]]型のKM-2やTL-1が存在する。~
またKM-2をベースに、[[T-3]]や[[T-5]]といった練習機も開発されている。~
~
**スペックデータ [#cc266b42]
-LM-1~
乗員:1名/乗客3〜4名~
全長:7.88m~
全幅:10.00m~
全高:2.91m~
主翼面積:16.5m²~
運用時重量:994kg~
最大離陸重量:1,489kg~
エンジン:コンチネンタル O-470-13A 空冷水平対向6気筒ピストンエンジン(出力225hp/2,600rpm)×1基~
速度(最大/巡航):296km/h / 204km/h~
航続距離:1,556km~
実用上昇限度:15,000ft~
海面上昇率:990ft/min~
~
-KM-2~
乗員:2名/乗客2名~
全長:7.94m~
全幅:10.00m~
全高:2.92m~
自重:1,212kg~
最大離陸重量:1,750kg~
[[エンジン]]:ライカミング IGS O-480-AIF6ピストンエンジン(出力340hp)×1基~
最大速度:380km/h~
[[航続距離]]:920km~
滑走距離([[離陸]]/[[着陸]]):420m/440m~

**派生型 [#t1df7bd3]
-LM:初期型(試作機)。
-LM-1:LMの自衛隊仕様機。愛称は「はるかぜ」。
-LM-2:プロペラとエンジンをKM-2と同様に改造したタイプ。
-XKM:LM-1を改造した試作機。
-KM:LMのエンジンに[[過給機>スーパーチャージャー]]を加えて340馬力に増力したもの。民間向け。
-KM-2:KMの[[海上自衛隊]]向け[[練習機]]型。愛称は「こまどり」。
-KM-2B:KM-2を[[タンデム]]複座に戻した、[[T-3]]の先行試作機。
-KM-2D:KM-2を[[ターボプロップ]]化した、[[T-5]]の先行試作機。ただし[[キャノピー]]はない。
-KM-2F:KM-2Dを[[タンデム]]複座にした、[[T-7]]の先行試作機。
-TL-1:KM-2の[[陸上自衛隊]]仕様。

トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS