*&ruby(じーえーゆーはち){【GAU-8】}; [#a7b74803]
GE GAU-8 "&ruby(アヴェンジャー){Avenger};((復讐者の意。))"~
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アメリカ・[[ジェネラルエレクトリック]]社の設計による[[機関砲]]。~
1970年代、次期[[攻撃機]]開発計画「A-X（後の[[A-10「サンダーボルトII」>A-10]]）」の搭載兵装として開発された。~
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弾薬は30mm[[口径]]の[[装弾筒付徹甲弾]]・[[焼夷榴弾>焼夷弾]]を使用する。~
電動・油圧で[[駆動>回転機構]]する7砲身[[ガトリングガン]]で、発射速度は毎分4,000発。~
[[近接航空支援]]での対車両攻撃を想定された設計で、現存する全ての軍用車両を撃破可能。
>[[主力戦車]]の正面[[装甲]]は貫通できないが、[[トップアタック]]であれば上面を貫ける。
サイズ・重量ともに航空機載[[機関砲]]としては最大級。~
このため、[[航空機]]での採用例は当初からGAU-8の搭載を念頭に置いて設計された[[A-10「サンダーボルトII」>A-10]]が唯一。~
ほとんどの[[攻撃機]]の[[ハードポイント]]許容限界を超える規格外の荷重のため、通常の機体には搭載できない。~
[[A-10]]以外では[[航空母艦]]や[[フリゲート]]において、「[[ゴールキーパー]]」[[CIWS]]の構成部品として採用されている。~
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関連：[[GAU-12]] [[GAU-13]]~
**スペックデータ [#e47925fd]
|口径|30mm|
|砲身数|7砲身|
|全長|6.40m|
|銃身長|2.299m|
|重量&br;（銃本体/システム重量）|281kg/1,830kg|
|作動方式|電気モーター・油圧回転方式×2基|
|装弾数|1,350発|
|使用弾薬|30×173mm&br;PGU-14/B 対装甲用焼夷徹甲弾（重量425g）&br;PGU-13/B 焼夷榴弾（重量360g）&br;PGU-15/B 練習用模擬弾&br;&br;[[装甲]]貫徹力：&br;69mm（500m）&br;38mm（1,000m）|
|発射速度|3,900発/分|
|銃口初速|1,067m/s|
|有効射程|1,220m|
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