*&ruby(えーさんにーまる){【A320】}; [#j68007ad]
1980年代半ばに[[エアバスインダストリー]]が開発した双発[[旅客機]]で、[[旅客機]]としては世界で初めて[[フライバイワイヤー]]、[[サイドスティック]]を搭載した機体である。~
また、機体が構造的および力学的な限界を超え、飛行が可能な領域を逸脱することが絶対起こらないようにするための保護を加えるなどの配慮が行き届いており、[[A330]]以降の旅客機にも導入されている。~

画期的な設計で航空業界に新風を巻き起こしたが、就航して間もなくハイテク化の進んだシステムを使いこなすことができなかったために、幾度か[[墜落]]事故を発生させたこともある。~
~
&ref(http://www4.plala.or.jp/klesa108/diary/20060617a320starflyer.jpg,512x384);
**スペックデータ [#l92c5366]
|乗員|2名([[機長]]・[[副操縦士>副機長]])|
|乗客|2クラス150名(A320)&br;2クラス185名(A321)&br;2クラス124名(A319)&br;2クラス105名(A318)|
|全長|37.57m(A320)&br;44.51m(A321)&br;33.84m(A319)&br;31.44m(A318)|
|全高|11.76m(A320/A321/A319)12.56m(A318)|
|全幅|34.09m|
|胴体幅|外部:3.96m&br;内部:3.70m|
|基本空虚重量|41.0t(A320)&br;47.7t(A321)&br;40.1t(A319)&br;38.4t(A318)|
|最大離陸重量|73.5t(A320)&br;83.0t(A321)&br;64.0t(A319)&br;59.0t(A318)|
|[[エンジン]]|高[[バイパス比]][[ターボファン]]×2基&br;CFMインターナショナル CFM56-5&br;インターナショナル・エアロ・エンジンズ(IAE) V2500(A320/321/319)&br;P&W PW6000(A318)|
|エンジン[[推力]]|22,000〜27,000lb(A320)&br;30,000〜33,000lb(A321)&br;22,000〜27,000lb(A319)&br;21,600〜23,800lb(A318)|
|最大燃料搭載量|23,860L(A320/319/318)&br;23,700L(A321)|
|貨物搭載量|バルク37.41m³+LD-3-46/46W×7(A320)&br;バルク51.76m³+LD-3-46/46W×10(A321)&br;バルク27.46m³+LD-3-46/46W×4(A319)&br;バルク21.21m³(A318)|
|巡航速度|[[M>マッハ]]0.82|
|航続距離|4,900〜5,700km(A320)&br;4,350〜5,600km(A321)&br;3,300〜6,800km(A319)&br;3,300〜6,000km(A318)|
**A320の派生型 [#sdb201b1]
-A320~
135〜180席タイプの標準型。
-A321~
A320の胴体を延長した機体で、A320ファミリーでは最も大型。~
166〜220席。~
-A319~
A320の胴体を短縮した機体。~
110〜145席。~
-A318~
A319の胴体をさらに短縮した機体で、A320ファミリーおよび[[エアバス]]製[[旅客機]]では最も小型。~
100〜129席。~
-[[エアバス・コーポレート・ジェット]](ACJ)~
A319をベースとした[[ビジネス機]]。~

参考リンク: http://www.airbusjapan.com/aircraft-families/a320-family/ ~

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