*&ruby(せんとうくうちゅうしょうかい){【戦闘空中哨戒】}; [#v49e3fad]
Combat Air Patrol(&ruby(キャップ){CAP};).~
「空中警戒待機」とも。~
~
航空脅威の存在が想定される状況下で、[[航空優勢]]を確保するために[[戦闘機]]を出撃させる事。~
出撃した[[戦闘機]]が該当空域周辺で敵性航空機を[[偵察]]し、発見時にはこれを[[撃墜]]する。

関連:[[ファイタースウィープ]] [[カウンターエア]]

**細分 [#n9d93072]
:目標戦闘空中哨戒(TARCAP,TARget Combat Air Patrol)|特定の[[軍事目標]]を[[空爆]]する[[攻撃機]]などの安全を確保するために、事前に目標周辺に存在する敵性[[戦闘機]]を無力化しておく事。[[ファイタースウィープ]]。

:救難戦闘空中哨戒(RESCAP,REScue Combat Air Patrol)|[[戦闘捜索救難]]を行う際、[[救難機]]を護衛するための戦闘空中哨戒。~
陸戦が想定される場合は[[戦闘機]]と共に[[近接航空支援]]も手配される。

:防護戦闘空中哨戒(BARCAP,BARrier Combat Air Patrol)|[[防御]]のための戦闘空中哨戒。敵性航空機の襲来が予想される空域に[[展開]]し、襲来した敵機を撃墜する。

:高価値資産防護戦闘空中哨戒(HAVCAP((元の言葉の綴りからすると、略称は「HVACAP」となるのが正しいが、読みの都合でこの並びになっているようである。)),High Value Asset Combat Air Patrol)|防護戦闘空中哨戒の一種。[[空中給油機]]・[[AWACS>AWACS(航空機)]]・[[航空母艦]]など、防衛対象が極めて高価(High Value)な場合を指す。

:ミグキャップ(MIGCAP)|[[冷戦]]時代の俗語。[[ワルシャワ条約機構]]加盟諸国軍の[[戦闘機]](大抵は[[ミグ]]設計局の手による((事実、ミグ設計局が開発・生産した[[MiG-21]]・[[MiG-23]]は、各タイプ合わせて数千機以上が生産され、旧東側諸国、及びそれらの諸国と友好的な第三世界国家の空軍に広く配備されていた。)))との戦闘が想定される戦闘空中哨戒。

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