- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- バックアップ を表示
- 重巡洋艦 へ行く。
- 1 (2015-03-28 (土) 18:48:44)
- 2 (2015-03-28 (土) 21:48:57)
- 3 (2015-03-28 (土) 22:00:53)
- 4 (2015-03-29 (日) 06:03:54)
- 5 (2015-03-29 (日) 11:48:14)
- 6 (2015-03-29 (日) 15:19:38)
- 7 (2015-03-30 (月) 05:50:43)
- 8 (2015-03-30 (月) 22:29:58)
- 9 (2015-06-16 (火) 13:44:49)
- 10 (2015-06-16 (火) 17:44:05)
- 11 (2015-06-20 (土) 22:37:17)
- 12 (2015-06-21 (日) 10:36:12)
- 13 (2015-06-21 (日) 15:34:44)
- 14 (2015-06-22 (月) 10:13:19)
- 15 (2016-02-25 (木) 22:29:50)
- 16 (2016-08-22 (月) 22:09:45)
- 17 (2016-08-24 (水) 22:45:35)
- 18 (2016-08-25 (木) 18:52:22)
- 19 (2017-10-13 (金) 18:57:32)
- 20 (2018-02-03 (土) 11:40:24)
- 21 (2020-05-31 (日) 10:53:10)
- 22 (2021-09-14 (火) 07:47:51)
- 23 (2022-03-18 (金) 20:15:23)
- 24 (2022-10-30 (日) 03:46:35)
- 25 (2022-10-30 (日) 09:26:49)
*&ruby(じゅうじゅんようかん){【重巡洋艦】}; [#w3430292] Heavy Cruiser~ かつて定義されていた軍用[[艦艇]]の国際定義。~ 「カテゴリーA巡洋艦」「一等巡洋艦」「重巡」「甲巡」などと表記する場合もある。~ ~ 1930年に[[ロンドン海軍軍縮条約]]で定義され、条約による保有制限対象となった。~ 条約で定められた定義は「6.1インチを超え8インチ以下の[[口径]]の[[艦載砲]]を搭載する10,000トン以下の艦」。~ なお、この定義は順守されておらず、[[排水量]]10000トンを超過している艦も少なくない。 >[[ロンドン海軍軍縮条約]]はいずれ失効する、という暗黙の了解があった。~ また、条約での定義に従うと[[対応防御]]((定義上の制限内で最大[[口径]]である20.3cm砲への[[対応防御]]を実現するには装甲厚150mm〜200mmが必要とされた。&br; 10000トンの制限内でこれを実現するのは現実的でない。))が成立しない脆弱な構造になってしまう、という物理的な問題もあった。~ 全体的に当時の[[巡洋艦]]の設計思想から逸脱しており、[[コスト・パフォーマンス]]は良くなかった。~ 特に、[[艦載砲]]は威力を重視したために再装填が遅くなり((毎分3発程度だったという。))、[[投射弾量]]は[[軽巡洋艦]]の速射に劣っていた。~ この問題を解決する上で船体は大型化の一途を辿り、最終的には往時の[[戦艦]]に匹敵する20,000トン規模まで巨大化の一途を辿る。~ しかし[[第二次世界大戦]]後、[[対艦ミサイル]]の実用化すると大口径の主砲が不要となった。~ これと共に[[巡洋艦]]をカテゴリーAとBに分類する意味もなくなり、区分自体が自然消滅した。