*&ruby(こうどうは){【皇道派】}; [#q60a66cd]
かつての[[大日本帝国陸軍>日本軍]]において存在した派閥のこと。

当時の思想家である北一輝らの影響を受けて、天皇親政の下での国家改造つまり昭和維新を目指し、対外的にはソ連との対決を志向した。

クーデターなどの暴力的な国家改造を計画したものの、[[統制派]]と対立し、[[二・二六事件]]以後、皇道派は衰退していった。

荒木貞夫や真崎甚三郎らがこの派閥の中心人物となった。

また1935年(昭和10年)8月、皇道派の相沢三郎中佐が、[[統制派]]の永田鉄山陸軍省軍務局長を斬殺するという事件を起こす。(相沢事件)

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