*&ruby(ろしあんるーれっと){【ロシアンルーレット】}; [#r6aca554]
「１個だけ外れの入ったくじを引き、一人に罰ゲームを与える」という趣旨のゲーム全般を指す言葉(([[自衛隊]]の基地・駐屯地の[[購買部>酒保]]にも、「炎の大作戦」など、そういう趣旨の商品が見られる。))。~
その中でも、実弾入りの[[回転式拳銃]]を用いる危険なゲームを指す事が特に多い。
+シリンダーに１発だけ弾を込める。公正を求めるなら他の薬室にダミーを入れるか、参加者達に目隠しをする。
+シリンダーを適当に回転させ、引き金を何回引いた時点で実弾が発射されるかわからなくする。~
+適当に決めた順番で、参加者が１回ずつ自分のこめかみに銃口を当てる「ピストル自殺」の体勢で引き金を引く。~
+実際に弾が出たか、恐怖に耐えられず銃を置くか、自分以外を撃ってしまったら負け((当然ながら殺人および殺人未遂、自殺幇助、脅迫行為などとして罪に問われる行為だが、アルコールの勢いなどで実行された例が複数あるという。))。
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言葉通りロシアが起源らしいという事以外に由来はよくわかっていない。
-宮廷において皇帝が臣下に自害を命じる折、引き金を引いても生きていた者には恩赦を与えた、という説がある。
-囚人に人権のなかった時代、看守たちが暇潰しの賭け事として考案した（そして囚人に強要した）という説もある。
-公開処刑が娯楽であった時代の名残として、誰が死ぬか賭けていた、という説もある。
-捕虜の拷問・洗脳の一環として心理的圧迫を与える目的で行われた、という説もある。
-犯罪組織や破壊的カルトなどが構成員の度胸と忠誠心を図るための通過儀礼として考案した、という説もある。
-[[第一次世界大戦]]で自暴自棄になったロシア将兵が愉快な自殺法として考案したという説もある。~
-ピストル自殺を試みたが[[不発]]で生き延びた者がいただけで、ゲーム自体は捏造された都市伝説である、という説もある。~
