*&ruby(うぃんぐれっと){【ウィングレット】}; [#aaeaa303]
Winglet.~
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[[航空機]]の[[主翼]]端に付いている、縦に伸びた小さな翼。「ウィングチップ」とも。~
これを付けることで、[[翼端渦流]]の発生防止や[[誘導抵抗>抗力]]の低減を図ることができ、燃費の向上や[[航続距離]]の延長につながる。~
一方、[[航続距離]]に対する配慮を考慮されない短距離飛行向けの機体に装備されることは少ない。~
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[[旅客機]]での採用例は、[[ボーイング]]社の[[B737NGシリーズ>B737]]（オプションで装備）・[[B747-400]]、[[B747-8]]、[[エアバス社>エアバス（企業）]]の[[A330]]・[[A340]]・[[A350]]が代表的。~
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同様の抵抗軽減効果を狙い、プロペラ機の[[プロペラ]]や[[ヘリコプター]]の[[メインローター]]、風力発電用の風車などの端に似た形状のものが装着される例や、安定性を高めるため[[水平尾翼]]の端に装着する例（[[アグスタウェストランド]][[AW139]]など）もある。~
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**主な種類 [#ia20d2cf]
-ウイングレット：~
[[垂直尾翼]]に似た形状のもの。~
翼端からなめらかに連続した形状のものは特にブレンデッド・ウイングレットと呼ばれる。~
また、エアバス社はA320シリーズに装着されるものをシャークレットと呼称している。~
垂直尾翼と似た塗装が施される場合が多い。~
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-ウィングチップ・フェンス：~
矢じりのような形状のもの。~
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-レイクド・ウィングチップ：~
主翼端に[[後退角]]をつけたもの。~
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