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*&ruby(あーるきゅうよん){【RQ-4】}; [#rfe2d2ea]
RQ-4"&ruby(グローバルホーク){Global Hawk};"~
[[アメリカ空軍]]等で運用されている無人[[偵察機]]（[[UAV>無人機]]）。~
RQ-4"&ruby(グローバルホーク){Global Hawk};".~
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[[アメリカ空軍]]等で運用されている[[無人>無人機]][[偵察機]]（[[UAV>無人機]]）。~
1995年から開発が開始され、1998年2月28日に[[初飛行]]した。~
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機体は全幅と[[アスペクト比]]が大きい大型のテーパー翼を持った[[グライダー>滑空機]]のような形状をしている。~
機内には衛星通信用のアンテナと[[合成開口レーダー]]（SAR）、電子光学/[[赤外線]]（EO/IR）センサーを搭載し、各センサーは広域に渡っての捜索・監視活動が可能で、高解像度のスポット・モードを使用することもできる。~
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合成開口レーダーはSARストリップ・モードで1m、SARスポット・モードでは30.5cmの解像度を有する。~
地上移動目標識別（GMTI）モードでは、20〜200kmの範囲内を最低4ktの速度で飛行し、移動目標の識別を行う能力を有している。~
地上移動目標識別（GMTI）モードでは、20〜200kmの範囲内を最低4[[kt>ノット]]の速度で飛行し、移動目標の識別を行う能力を有している。~
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EO/IRセンサーは1mの分解能で約4万平方nmに渡っての捜索・監視活動が可能で、0.3mの分解能で最大1,900のスポット画像を取得する能力を備えている。~
目標の探知精度は、[[CEP>半数必中界]]が20mとされている。~
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主な運用者はアメリカ空軍であるが、この他にも[[海軍航空隊>アメリカ海軍]]や[[NASA]]でも運用されている。~
また、日本の[[自衛隊]]でも[[25大綱>防衛大綱]]での導入が検討され、2022年、[[航空自衛隊]]に配備が始まった(([[三沢基地>三沢飛行場]]所在の「偵察航空隊第502飛行隊」で運用されている。))。~
**スペックデータ [#x6beb53c]
|タイプ|RQ-4A|RQ-4B|
|全長|13.54m|14.5m|
|全高|4.62m|4.7m|
|全幅|35.41m|39.9m|
|[[主翼]]面積|50.1��|-|
|空虚重量|5,148kg|6,781kg|
|最大離陸重量|12,133kg|14,628kg|
|[[エンジン]]|>|CENTER:[[ロールス・ロイス]] AE3007H[[ターボファン]]×1基|
|[[巡航速度]]|650mkm/h|575km/h|
|フェリー[[航続距離]]|24,985km|14,001km|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|19,812m|18,288m|
|タイプ|CENTER:RQ-4A|CENTER:RQ-4B Block30/40|CENTER:MQ-4C|
|全長|CENTER:13.54m|>|CENTER:14.5m|
|全高|CENTER:4.62m|>|CENTER:4.7m|
|全幅|CENTER:35.41m|>|CENTER:39.9m|
|[[主翼]]面積|CENTER:50.1��|>|CENTER:-|
|空虚重量|CENTER:5,148kg|CENTER:6,781kg|CENTER:-|
|最大離陸重量|CENTER:12,133kg|>|CENTER:14,628kg|
|[[エンジン]]|>|>|CENTER:[[ロールス・ロイス]] F137-RR-100（AE3007H）[[ターボファン]]×1基|
|エンジン推力|CENTER:37kN|CENTER:34kN|CENTER:28.89〜39.66kN|
|[[巡航速度]]|CENTER:343kn|>|CENTER:575km/h|
|フェリー[[航続距離]]|CENTER:22,779km|CENTER:14,001km|CENTER:15,186km|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|CENTER:19,812m|CENTER:18,288m|CENTER:18,000m|
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**バリエーション [#jb5ffc40]
-RQ-4A：~
初期生産型。~
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-RQ-4B：~
全幅を39.9m、全長を14.5mまで大型化したモデル。~
改良型。~
[[ペイロード]]を増やして、全幅を39.9m、全長を14.5mまで大型化した。~
代わりに[[航続距離]]は8,700[[nmi>海里]]に減少している。~
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-RQ-4E：~
RQ-1Bを基にしたドイツ向け[[電子情報収集>SIGINT]]型。愛称は「ユーロホーク」。~
--block20：~
画像偵察型。~
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--block30：~
ASIP（航空機搭載信号情報収集）機材を搭載した画像偵察/[[SIGINT]]兼用型。~
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--block40：~
地上監視/指揮用の最新型。~
MP-RTIP（マルチ[[プラットフォーム]]・レーダー技術挿入計画）[[レーダー]]((元々はマルチセンサー指揮管制機として開発されていた[[E-10]]に搭載を予定していたもの。))を小型化したAN/ZPY-2を搭載。~
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-RQ-4D：~
[[NATO>北大西洋条約機構]]の地上監視機型。~
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-RQ-4E「ユーロホーク」：~
RQ-1Bを基にしたドイツ連邦軍向け[[電子情報収集>SIGINT]]型。~
SIGINT用に[[EADS]]の[[偵察]]用[[ペイロード]]を装備。~
2010年からテスト飛行が行われていたが、航空交通が過密なヨーロッパ空域での安全性確保が困難だと判明し、2013年5月に計画中止となった。~
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-MQ-4C「トリトン」：~
[[海軍航空隊>アメリカ海軍]]向け海洋哨戒機型。旧称RQ-4N BAMS((Broad Area Maritime Surveillance.))。~
機体下面のレーダーが可動式となっている。~
[[P-8「ポセイドン」>MMA]]と連携して2015年から運用開始予定である。~
-EQ-4B：~
戦場空中通信ノード（BACN((Battlefield Airborne Communications Node.))）システムを装備した型。~
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-MQ-4C「トライトン」：~
[[海軍航空隊>アメリカ海軍]]向け[[海洋哨戒機>哨戒機]]型。旧称RQ-4N BAMS((Broad Area Maritime Surveillance（広域洋上監視）。))。~
機体構造の強化と氷結や落雷、防錆などの対策が施され、下面のレーダーが可動式となっている。~
電子機器にはAN/ZPY-3「MFAS((Multi-Function Active Sensor（多機能アクティブセンサー）。))」Xバンド[[AESAレーダー>AESA]]やAIS受信機、[[ESM]]受信機など洋上監視に最適化されたものを搭載している。~
[[P-8「ポセイドン」>P-8]]と連携して2018年からグアムに機体配備が開始された。~
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