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*&ruby(おーえいちいち){【OH-1】}; [#v68e91d8]
[[川崎重工]]が開発した、[[陸上自衛隊]]の[[観測ヘリコプター]]。~
愛称は&ruby(ニンジャ){Ninja};。(同社に同名のバイクが存在するが、関係は不明である)~
[[川崎重工>川崎重工業]]が開発した、[[陸上自衛隊]]の[[観測ヘリコプター]]。~
愛称は"&ruby(ニンジャ){Ninja};"((敵陣に忍び込み、情報を得る様子から。なお、同社の一部門「川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー」では同名のオートバイを製造・販売している。))。~
[[エンジン]]まで国産(([[三菱重工>三菱重工業]]製[[TS1-M-10>TS1]][[ターボシャフト]](884馬力双発)を搭載。))の、日本で2番目となる純国産[[ヘリコプター]]である((本機と同じ頃、[[三菱>三菱重工業]]は「[[MH2000]]」を開発していたが、こちらは商品化を断念したため、本格量産されたものとしては本機が初となる。))。~
~
[[OH-6D>OH-6]]の後継機として1992年から開発が始まった。初飛行は1996年。~
前席[[パイロット]]/後席観測士の[[タンデム]]座席や、[[RMS]]、[[91式携SAM>91式携帯地対空誘導弾]]をベースにした[[空対空ミサイル]]の装備など、[[観測ヘリコプター]]というよりは[[武装偵察ヘリコプター]]に近い設計を成されている。~
これは[[AH-1S>AH-1]]を使い続けていた[[陸上自衛隊]]の事情を考慮したものと思われるが、全周囲索敵力を持つ[[AH-64DJPロングボウ>AH-64]]の導入に伴い本機の存在価値も見直しを迫られている。~
[[AH-1S>AH-1]]よりも[[データリンク]]能力に優れる[[AH-64]]との組み合わせで従来以上に高度な連携を取ることができるとされる一方、ロングボウ型自体も索敵能力が高いため、予算節約のため財務省から圧力を受け、OH-1のほうが調達中止されるのではないかとも謂われている。~

複合材を多用した[[メインローター]]や、オフセット配置の[[ダクテッドファン]]などにより、優れた静粛性を誇る。~
また軽快な機体に[[ターボシャフト]]を双発で備えており、運動性も高い。垂直上昇しながら360度[[ピッチ]]回転してしまう「[[ピレネースプリット]]」など、独自の機動をとることもできる。~
(ただし部隊配備された機体においては[[ピレネースプリット]]などの機動が禁止されているという)~
また、軽快な機体に[[ターボシャフト]]を双発で備えていて運動性も高く、垂直上昇しながら360度ピッチ回転してしまう「[[ピレネースプリット]]」など、独自の機動をとることもできる。((ただし、特殊飛行の資格のあるパイロットのいない部隊へ配備された機体については、[[ピレネースプリット]]などの機動が禁止されているという。))~
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前席[[パイロット>エビエーター]]/後席観測士の[[タンデム]]座席や、[[RMS]]、[[91式携SAM>91式携帯地対空誘導弾]]をベースにした[[空対空ミサイル]]の装備など、[[観測ヘリコプター]]というよりは[[武装偵察ヘリコプター]]に近い設計を成されている。~
これは、[[AH-1S>AH-1]]を使い続けていた[[陸上自衛隊]]の事情を考慮したものと思われるが、全周囲索敵力を持つ[[AH-64DJP「ロングボウ」>AH-64]]の導入に伴い、本機の存在価値も見直しを迫られた。~
[[AH-1S>AH-1]]よりも[[データリンク]]能力に優れる[[AH-64]]との組み合わせで、従来以上に高度な連携を取ることができるとされる一方、ロングボウ型自体も索敵能力が高いため、予算節約のため財務省から圧力を受け、OH-1のほうが調達中止されるのではないかとも謂われていた。~
>結局、本機は試作4機+量産34機で調達終了となり、[[OH-6D>OH-6]](193機調達)の代替には至らなかった。

http://www4.plala.or.jp/klesa108/temp/oh1.jpg ~
ところが、実際には[[陸上自衛隊]]による[[AH-64]]の調達が13機で中断されると決定されたため、本機を[[攻撃ヘリコプター]]化するという案も浮上した。~
[[ローター]]やトランスミッションなどの能力には余裕があるため、他にも[[UH-1J>UH-1]]の後継となる汎用型の計画もあるが、いずれにせよ派生型の開発にあたっては[[エンジン]]出力の強化などが課題になるため、強化型[[エンジン]]の[[XTS2]]が開発中である。~
>しかし、これらの派生型案は、2012年に発覚した「UH-X(([[UH-1H/J>UH-1]]の後継となる汎用ヘリコプター導入計画。))」導入を巡る川崎と防衛省との官製談合事件によりいずれも廃案となってしまった((UH-Xの代替となる汎用ヘリについては、[[富士重工業>SUBARU]]と[[ベル>ベル・エアクラフト]]による[[ベル412EPI>UH-1]]を基にした[[共同開発機>UH-2(日本)]]が充てられる予定。&br;  一方、[[AH-1S>AH-1]]や[[AH-64D>AH-64]]の代替となる[[攻撃ヘリ>攻撃ヘリコプター]](AH-X)については[[AH-1Z「ヴァイパー」>AH-1]]や[[AH-64E>AH-64]]、[[タイガー>ティーガー(攻撃ヘリコプター)]]等も候補に上がっているが、現時点では未定となっている。))。

**スペックデータ [#tbf46593]
|乗員|2名|
|全長|12.0m|
|全高|3.8m/4.0m([[主ローター>メインローター]]頂部まで)|
|全幅|3.0m(水平安定板幅)|
|胴体幅|1.0m|
|[[主ローター>メインローター]]直径|11.6m|
|回転円盤面積|107.8|
|空虚重量|2,439kg|
|基本運用自重|3,550kg|
|最大離陸重量|4,500kg|
|最大兵装搭載量|132kg|
|燃料搭載量&br;(機体内)|1,000リットル|
|[[エンジン]]|[[三菱>三菱重工業]]製[[TS1-M-10>TS1]][[ターボシャフト]]×2基|
|[[推力]]|800shp/884shp(緊急時最大出力)|
|速度&br;(最大/巡航)|140kt/119kt|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|4,880m|
|[[航続距離]]|550km(機内)/720km(増槽搭載時)|
|[[戦闘行動半径]]|200km|
|兵装|[[91式空対空誘導弾>91式携帯地対空誘導弾]]×4発(左右2発ずつ)&br;[[増槽]]×2基|
~
&ref(oh1.jpg); ~


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