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*&ruby(じぇいえーぴーじーいち){【J/APG-1】}; [#s95e9744]
[[航空自衛隊]]の[[F-2]]に搭載されているレーダー。~
[[航空自衛隊]]の[[F-2>F-2（日本）]]に搭載されているレーダー。~
[[アクティブフェースドアレイ方式>アクティブフェイズドアレイレーダー]]((航空機に搭載された物はこれが世界初である。))((パッシブ式レーダーでは[[MiG-31]]のN007「ザスロン」が初である。))の[[パルスドップラーレーダー]]で、以下のような特徴を備えている。~
-多目標同時追尾能力
-対艦・対空同時捜索能力
-高分解能グラウンド・マップ能力
-[[ルックダウン]]・[[シュートダウン]]能力
-高[[ECCM]]能力
-小型・軽量
-[[オフ・ボアサイト能力>オフボアサイト]]
この中でも特に高分解能に重きを置いているものと思われ、[[レイドアセスメント]]能力やグラウンド・マップの鮮明さは従来のものとは比較にならない程優れていると言われている。~
さらに電子戦システムからの情報と併せて脅威目標の識別並びに優先度判定を行うことができる。~
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[[F-2]]への搭載当初、レーダーの探知距離が設計時の3分の1以下になる、などといった不具合が発生したが、このような不具合は他のレーダーにおいてもよくある初期不良の一種である。~
また、[[C-1FTB>C-1（日本）]]に搭載しての機上試験時において問題が見つからなかったことなどから、レーダー自体の問題というよりは艤装との干渉によるものだったと思われる。~
現在は、同レーダーを搭載するF-2が夜間飛行任務やアラート任務に就いていることなどからすでに上記の不具合は解決したものと思われる。~
[[F-2>F-2（日本）]]への搭載当初、レーダーの探知距離が設計時の3分の1以下になる、などといった不具合が発生したが、このような不具合は他のレーダーにおいてもよくある初期不良の一種である。~
また、[[C-1FTB>C-1（日本）]]に搭載しての機上試験時において問題が見つからなかったことなどから、レーダー自体の問題というよりは艤装との干渉によるものだったと思われる(([[レーダー]]の搭載位置がベース機の[[F-16]]よりも下げられたため、[[ピトー管]]や[[レドーム]]の厚い部分にアンテナがかかり、電波入射角が変わってしまったことで性能が低下したといわれている。))。~
これらの不具合に対しては、その後に対策が施されている。~
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「アクティブ電波ホーミングミサイル搭載に関する研究」により、OFP改修によるレーダー視程の伸延が行われた。~
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関連：[[J/APG-2]]~
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**スペックデータ [#cba188dc]
|種別|火器管制レーダー|
|バンド帯|Xバンド|
|周波数|8〜12.5GHz|
|[[周波数]]|8〜12.5GHz|
|形式|アクティブフェイズドアレイ（AESA）型|
|素子|ヒ化ガリウム（GaAS）半導体素子×1,200個|
|方位角|セクター走査|
|探知距離|[[ルックアップ]]時：&br;126nm（[[RCS>レーダー反射面積]] 5�屬旅匐�機）&br;[[ルックダウン]]時：&br;35nm(([[ECM]]を除く最悪の状態での数値とする説もある。))（[[RCS>レーダー反射面積]] 5�屬旅匐�機）&br;100nm（RCS 5,000�屬隆倭ァ�|
|アンテナサイズ|約70センチ|
|重量|150g|
|製造|[[三菱電機]]|
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