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*&ruby(えーよんひゃくえむ){【A400M】}; [#l0aba743]
Airbus Defense and Space A400M"Atlas".~
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[[エアバス・ディフェンス・アンド・スペース>エアバス（企業）]]社が開発・生産する[[四発>多発機]][[ターボプロップ]][[戦術輸送機>輸送機]]。~
[[エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社>エアバスミリタリー]]が開発・生産する大型の[[四発>多発機]][[ターボプロップ]][[戦術輸送機>輸送機]]。~
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当初、西側欧州各国で用いられてきた[[ロッキード]][[C-130]]や[[C-160「トランザール」>C-160]]といった輸送機の後継となる機体として開発が始まったが、[[冷戦]]終結後の[[平和維持活動>国連軍]]や人道支援への投入も想定され、大きな[[ペイロード]]を持つ[[ターボプロップ]]機となった。~
当初、西側欧州各国で用いられてきた[[ロッキード]][[C-130「ハーキュリーズ」>C-130]]や[[トランスポルト・アリアンツC-160「トランザール」>C-160]]といった輸送機の後継となる機体として開発が始まったが、[[冷戦]]終結後の[[平和維持活動>国連軍]]や人道支援への投入も想定され、C-130やC-160よりも大きな[[ペイロード]]を持つ大型[[ターボプロップ]]機となった。~
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輸送能力については、ISOコンテナは20フィートでは2個、40フィートは1個を収容可能で、他に463Lパレットなら最大9枚、[[M113]][[装甲兵員輸送車]]なら3輌輸送可能で、ヘリコプターでも[[ローターブレード>メインローター]]を外した状態で[[スーパーリンクス>リンクス]]や[[ティーガー>ティーガー（攻撃ヘリコプター）]]、[[AH-64D>AH-64]]なら2機、[[AS532「クーガー」/EC725「シュペルクーガー」>シュペルピューマ]]や[[NH90]]ならば1機を搭載して輸送できる。~
生産は、協力各社が特定の部位を受け持ち、スペインのEADS CASA・セビリア工場で最終組み立てが行われる。~
主要な生産担当部位は以下のとおりである。~
-フランス：[[機首]]・翼胴フェアリング・後部貨物扉など
-ドイツ：中央胴体・後部胴体など
-イギリス：[[主翼]]など
-スペイン：[[水平安定板]]・[[エンジン]]ナセルなど
-ベルギー：主翼の一部（[[動翼]]部）
-トルコ：前部胴体~
輸送能力については、ISOコンテナは20フィートでは2個、40フィートは1個を収容可能で、他に463Lパレットなら最大9枚、[[M113]][[装甲兵員輸送車]]なら3輌輸送可能で、[[ヘリコプター]]でも[[ローターブレード>メインローター]]を外した状態で[[スーパーリンクス>リンクス]]や[[ティーガー>ティーガー（攻撃ヘリコプター）]]、[[AH-64D>AH-64]]なら2機、[[AS532「クーガー」/EC725「シュペルクーガー」>シュペルピューマ]]や[[NH90]]ならば1機を搭載して輸送できる。~
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度重なる予算の超過等により開発は難航していたが、2013年に[[フランス空軍>フランス軍]]に量産初号機が引き渡された。~
以後、トルコ空軍・[[イギリス空軍>RAF]]・[[ドイツ空軍>ルフトバッフェ]]・マレーシア空軍に引き渡されている。~
度重なる予算の超過や計画の遅れにより開発は難航したが、2013年に[[フランス空軍>フランス軍]]に量産初号機が引き渡された。~
以後、トルコ[[空軍]]・[[イギリス空軍>RAF]]・[[ドイツ空軍>ルフトバッフェ]]・マレーシア空軍に引き渡されている。~
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派生型として輸送機型の他、[[空中給油機]]や[[電子戦機]]型の予定がある。~
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**スペックデータ [#r47f3cef]
|乗員|2名+オブザーバー席1名分|
|貨物室|固有要員若干名（搭載兵員用座席標準54名分、パレット式含め最大116名）|
|全長|45.01m|
|胴体長|39.09m|
|全高|14.68m|
|全幅|42.36m|
|主翼弦長（付け根）|7.36m|
|主翼弦長（翼端）|2.54m|
|主翼面積|221.50��|
|運用重量|76,500kg|
|最大離陸重量|141,000kg（[[兵站]]任務、2.25[[G]]）&br;131,700kg（戦術任務、2.5G）|
|最大[[ペイロード]]|37,000kg（[[兵站]]任務、2.25[[G]]）&br;30,000kg（戦術任務、2.5G）|
|[[エンジン]]|ユーロプロップ・インターナショナルTP-400D6[[ターボプロップ]]×4基|
|出力|8,203kW（11,000hp）×4|
|[[プロペラ]]|ラティエ・フィジャック/ハミルトンスタンダード社製FH386 ピッチ可変式&br;（直径5.84m）|
|速度&br;（最大/巡航）|[[M>マッハ]]0.72/M0.68|
|速度&br;（最大/[[巡航>巡航速度]]）|[[M>マッハ]]0.72/M0.68|
|[[航続距離]]|3,300km（最大[[ペイロード]]時）&br;4,500km（ペイロード30t時）&br;6,400km（ペイロード20t時）&br;8,700km（フェリー時）|
|最大運用高度|11,300m（通常任務時）&br;12,192m（特殊任務時）|
|[[海面上昇率>上昇率]]|1,219/min|
|[[海面上昇率>上昇率]]|1,219m/min|
|[[アビオニクス]]|モジュラー式のDASS（防御支援サブシステム）を装備、以下から選択&br;インドラ社製AN/ALR-400 [[レーダー]]軽火器受信機（[[RWR>レーダー警戒受信機]]）&br;[[EADS]]・タレス社製アクティブ/パッシブ・[[ミサイル接近警戒装置（MAWS）>ミサイル接近警報装置]]&br;射出式対抗手段装置（[[チャフ]]/[[フレア]]）&br;曳航式電波[[デコイ]]|
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