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*&ruby(){【】}; [#iadfc68d]
*&ruby(えーろく){【A-6】}; [#f233ad62]
Grumman A-6 "&ruby(イントルーダー){Intruder};".~
~
1956年に[[グラマン社>グラマン]]で開発が始まった中型[[艦上攻撃機]]。~
当初は「A2F」という呼称であったが、1961年の型式称号統一により「A-6」となった。~
~
各種[[レーダー]]・航法装置・爆撃コンピューターを統合したシステムを搭載し、全天候運用・超低空侵入・精密爆撃能力を持つ。~
武装は5箇所の[[パイロン]]に搭載され、各種[[通常爆弾]]、[[ロケット弾]]、[[ガンポッド]]の他、[[AIM-9]]・[[AGM-12]]・[[AGM-45]]などの[[ミサイル]]にも対応。~

>ただし実戦配備において[[空対空ミサイル]]が搭載された事例はない。

開発段階においては優れた[[STOL]]性能を求めて排気ノズルを23度下向きに偏向できる機構の搭載も予定されていたが、量産型では廃されている。~
~
[[ベトナム戦争]]での初陣から、1990年代初頭までの長きにわたって、[[アメリカ海軍]]の関わった戦争や事変・[[紛争]]のほとんどに参加した。~
1991年の[[湾岸戦争]]を境に後継となる[[F/A-18]]への置き換えが進み、1993年に[[アメリカ海兵隊]]から退役。1997年には海軍航空隊からも退役となった。~

>なお、本機をベースにした[[電子戦機]]「[[EA-6B『プラウラー』>EA-6]]」は現在でも海兵隊で使われている。

**スペックデータ(A-6E)[#rc2bc30c]
|乗員|2名([[パイロット>エビエーター]]・爆撃手/[[ナビゲーター>航法員]])|
|全長|16.69m|
|全高|4.75m|
|翼幅|16.15m/7.67m(主翼折り畳み時)|
|[[主翼]]面積|49.14|
|零揚抗力係数|0.0144|
|アスペクト比|5.31:1|
|空虚重量|12,093kg|
|最大離陸重量|27,500kg|
|[[燃料]]容量|9,030L(機体内)|
|[[エンジン]]|[[P&W>プラット&ホイットニー]] J52-P8B[[ターボジェット]]×2基([[推力]]41kN(9,300lbf))|
|最大速度|1,037km/h|
|巡航速度|763km/h|
|[[失速]]速度|181km/h([[フラップ]]下げ時)|
|超過禁止速度|1,296km/h|
|[[戦闘行動半径]]|1,626km(最大[[ペイロード]])|
|フェリー[[航続距離]]|5,219km|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|12,900m|
|海面[[上昇率]]|38.7m/s|
|[[G]]限界|-2.4/+6.5|
|揚抗比|15.2|
|>|CENTER:兵装|
|兵装搭載量|5箇所の[[ハードポイント]]へ均一に8,170kgまで搭載可能。|
|[[AAM>空対空ミサイル]]|[[AIM-9「サイドワインダー」>AIM-9]]|
|[[ASM>空対艦ミサイル]]/[[AGM>空対地ミサイル]]|[[AGM-84「ハープーン」/AGM-84E「SLAM」>AGM-84]]&br;AGM-12「ブルパップ」&br;AGM-62「ウォールアイ」([[TV誘導>可視光誘導]]滑空爆弾)&br;[[AGM-65「マーベリック」>AGM-65]]&br;AGM-123「スキッパー」&br;AGM-123A「スキッパーII」|
|[[ARM>対レーダーミサイル]]|[[AGM-45「シュライク」>AGM-45]]&br;[[AGM-78「Standard ARM」>AGM-78]]&br;[[AGM-88「HARM」>AGM-88]]|
|[[デコイ]]ミサイル|ADM-141「TALD」|
|[[ロケット弾]]|LAU-10ロケット弾ポッド(ズーニー 5インチロケット弾×4発)&br;LAU-68ロケット弾ポッド(Mk.4 FEAR 2.75インチロケット弾×7発)&br;LAU-61/LAU-68(FEAR 2.75インチロケット弾×19発)|
|爆弾類|Mk.20「ロックアイII」クラスター爆弾×28発&br;[[Mk.80シリーズ]](Mk.82×28発、Mk.83×13発、Mk.84×5発)&br;[[GBU-12/16/10「ペイヴウェイII」>ペイブウェイ]][[レーザー誘導爆弾]]×5発&br;B43/B57/B61[[戦術核爆弾>戦術核兵器]]×3発|
|その他兵装|Mk.60 [[CAPTOR]][[機雷]]&br;300 US gal(1,100L)[[増槽]]×5基など|

**派生型 [#c2f5425b]
※[[電子戦機]]型([[EA-6]]系列)については別項を参照のこと。~

-A-6A(A2F):~
初期生産型。~
~
-A-6B(19機):~
A型を改修した[[防空制圧(アイアンハンド)>アイアンハンド]]型。[[対レーダーミサイル]]を搭載可能。~
1967年より部隊配備が開始。~
~
-A-6C(12機):~
A型を改修し、赤外線センサーと光学式カメラを搭載した型。~
1970年より部隊配備が開始され、ホーチミン・ルートへの攻撃に投入されたが大きな戦果を挙げることはなかった。~
1972年に一部の機体が誘導爆弾用のレーザー照射機に改修された。~
~
-A-6E:~
A型の改良型。~
中央コンピューターや[[航法]]/攻撃[[レーダー]]、兵装システムなどの電子装置を更新している。~
新造機と在来型の改修機が存在し、新造機生産途中からは機首下部にTRAM(目標識別マルチセンサー)と呼ばれる目標探知攻撃複合センサーが装備された。~
また、CAINS(艦載機慣性航法システム)によって空母への完全な自動着艦能力が付与されている。~
~
-A-6E SWIP:~
E型の近代化改修型。~
エンジンを出力強化型のP&W製J52-P-409に換装した他、AGM-65及びAGM-84、AGM-88の運用能力を追加した。~
~
-A-6E SWIP/コンポジット:~
E型の上記改修と平行して、主翼を[[ボーイング]]社で製造した複合材料製のものに交換した機体。~
[[AGM-65]]、[[AGM-84]]、[[AGM-84E SLAM>AGM-84]]、[[AGM-88 HARM>AGM-88]]の携行能力が付与された。~
~
-A-6E SWIP ブロック1A:~
上記改修に加え航法機器を更新した型。
[[GPS>全地球測位装置]]の装備やIDAP(統合型防御電子機器プログラム)の実施、パイロット用新型[[HUD]]の装着の改良が行われ、[[コックピット]]は暗視ゴーグル対応型になった。~
~
-A-6F:~
E型の改良型。~
電子機器のデジタル化とF404-GE-400D[[ターボファン]]エンジンへの換装を行い、1987年8月26日に初号機が初飛行。~
しかし、本機の更新用に開発されていた[[A-12「アベンジャーII」>A-12]]と同様、調達予算を組めずに開発を中止された。~
~
-A-6G:~
E型の改良型。電子機器のみをF型と同等の物にする更新だが計画だけで終わった。~
~
-KA-6D:~
A型を[[空中給油機]]に改修した型。~
電子装置を降ろして燃料タンク容量を拡大しており、攻撃能力はない。~
1968年開発開始、1970年初飛行。~
~


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