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*&ruby(えーじゅうろく){【A-16】}; [[A-10]]の後継機として、[[F-16]]を[[近接航空支援]]向けに改修した機体の通称。F/A-16とも。~ [[F-16A/B Block10>F-16]]をベースとし、AN/AAS-35「ペイヴ・ペニー」を搭載し[[ペイブウェイ]]誘導爆弾の運用能力を持つ。~ *&ruby(えーじゅうろく){【A-16】}; [#r8adac2f] [[ロッキード・マーチン]]社製の[[戦闘機]]・[[F-16]]のバリエーションのひとつで、[[アメリカ空軍]]が用いてきた[[A-10]]「サンダーボルト�供�[[攻撃機]]の後継として、[[近接航空支援]]向けに改修した機体の通称。~ F/A-16、もしくはF-16 CASとも呼ばれた。~ ~ 機体は[[F-16A/B Block10>F-16]]をベースとし、AN/AAS-35「ペイヴ・ペニー」[[レーザー]]照準[[ポッド]]を搭載して[[ペイブウェイ]][[誘導爆弾]]の運用能力を持たせた。~ また、胴体下にはGAU-8/Aを4砲身にして軽量化したGAU-13/A[[ガトリング砲>ガトリングガン]]を内蔵するGPU-5/A「ペイヴ・クロウ」[[ガンポッド]]を搭載している。~ [[湾岸戦争]]に少数が投入されたが、[[A-10]]よりも対空砲火に対して脆弱で、[[ペイロード]]が少なく、また高速であり[[近接航空支援]]に向かないという評価が下された。~ そのため、この計画は中止となったが、[[F-16]]に対地攻撃能力を持たせるという発想は[[F-16C/D>F-16]]に受け継がれた。~ ~ 同機は1991年の[[湾岸戦争]]に少数が投入されたが、[[A-10]]よりも[[対空砲火>高射砲]]に対して脆弱で、[[ペイロード]]が少なく、また高速であるため[[近接航空支援]]に向かないという評価が下された((むしろ、[[A-10]]が[[近接航空支援]]に最適化されすぎているといえよう。))。~ 加えて、米ソ[[冷戦]]の終結に伴う軍縮による部隊数削減のため、[[A-7F>A-7]]と共にこの計画は中止となった。~ ~ しかし、[[F-16]]に対地攻撃能力を持たせるという発想は[[F-16C/D>F-16]]に受け継がれた。~
