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*&ruby(ぼうえんきょうしきしょうじゅんき){【望遠鏡式照準器】}; [#m0f40625]
[[戦闘機]]に装備される[[機関銃]]の照準器の一種。スコープ式照準器、眼鏡式照準器とも。~
主に大戦間期から[[第二次世界大戦]]初期の[[戦闘機]]に広く装備された。~
[[火器>ガン]]の照準器の一種。~
「スコープ式照準器」「眼鏡式照準器」「テレスコピックサイト」とも。~
主に[[狙撃銃]]・[[小銃]]での[[狙撃]]用に用いられる。~
~
それまでの[[環型照準器]]に比べ精度の高い射撃が可能となったが、照準器の先端が[[風防]]より突き出ているため[[抗力]]が発生し、また、射撃時には不自然な前屈み体勢をとる必要があったことから、[[光像式照準器]]が主流となると廃れていった。
環型照準器よりも計測精度が高いのが利点。~
一方、望遠鏡を覗き込む必要があるため、設置型の[[機関銃]]などでは人体工学的に不自然な射撃姿勢を強いられる。~
~
大戦間期から[[第二次世界大戦]]初期までは[[戦闘機]]の[[機関銃]]にも用いられたが、上記の理由から[[パイロット>エビエーター]]の操作を妨げた。~
また、照準器の突起部分を[[風防]]の外側に突き出す必要があったため、[[抗力]]を発生させて[[運動性]]も損ねた。~
そうした事から、[[光像式照準器]]が登場すると共に重火器の照準器としては用いられなくなっていった。~


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