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*&ruby(ちはつ){【遅発】}; [#z556e8fb]
hang fire.~
~
[[銃砲>ガン]]の射撃において、[[装薬]]の燃焼スピードが突然、通常より妙に遅くなり、撃発から少し遅れて発砲が行われること。~
何らかの化学的条件により、[[装薬]]の燃焼速度が想定よりも遅くなる事。~
時間がかかるだけで発射・起爆は結局起きる、という点で[[不発]]と異なる。~
発生した時点では[[不発]]との区別ができないため、人的要因で二次的な事故を引き起こす危険性がある。~
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引き金を引いても反応がなかった場合、それは必ずしも[[不発]]とは限らない。~
-銃口の向きを変えた途端、突然発砲→''[[誤射]]''~
-不発弾(と思い込み)を排出しようと薬室解放→''急に燃焼、大怪我''
例えば、以下のような事故に繋がる可能性がある。

といった事故が起こり得る。~
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引き金を引いてもレスポンスが無ければ、銃口の向きに注意し少し待ってみるのが良い((但しこれは射撃場のマナーで、ガンファイトでは素早いリカバーが求められる。))。
-引き金を引いたのに弾が出ないのを不思議に思って銃口を覗き込むと、その瞬間に発射された弾丸が眼球を貫いて脳をえぐる((訓練を受けた兵士がこれで死んだとすれば、伝説的な愚か者として語り継がれるに違いない。&br;  ただ、民間では射手が体系的な訓練を受けていなかったり、子供が親の銃を勝手にオモチャにする事があり、決して非現実的な想定ではない。))。
-射撃体勢の構えを解いて銃口を地面に向ける途中で発射。あらぬ方向に飛んでいって[[誤射]]が発生。
-[[不発]]と思って再発射のために弾薬を取り出すと、空気中の酸素に触れた[[装薬]]が爆発的に燃焼して火傷を負う。


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