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*&ruby(うちっぱなしのうりょく){【撃ちっ放し能力】}; [#t744acd5]
Fire and Forget.~
発射された[[ミサイル]]が、外部の補助を必要とせず、単独で目標を追尾できる能力のこと。~
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従来の誘導兵器は[[レーダー]]、[[レーザー]]などを介して、人や発射母体がミサイルが命中するまで誘導する必要があったが、ミサイル自体にレーダーなどを組み込むことでFire(射撃)したあとForget(放置)する、即ち「撃ちっ放し」が可能になった。~
[[ミサイル]]や[[誘導爆弾]]が、射撃(Fire)後に放置(Forget)していても命中する事。~
これを持たない誘導兵器は[[レーダー]]、[[レーザー]]などを介して誰かが誘導する必要がある。~
そうした誘導処理に必要な機器類全てを[[ミサイル]]や[[爆弾]]の内部に組み込む事で可能になる。~
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このシステムを搭載することで、射撃の条件が緩和され、あるいは兵士が誘導の為に拘束される時間が減って生存率が高まるため、各国が当該能力を備えたミサイルの開発に力を入れている。~
[[AIM-120]]や[[AGM-114]]などが、この種のミサイルの先駆けとして知られる。~
また、一部の[[誘導爆弾]]もこの能力を備えている。
このシステムを搭載すれば射撃を行いやすくなり、また[[兵士>戦闘員]]が誘導のために拘束される事もなくなる。~
これによって生存率が高まるため、各国が当該能力を備えた[[ミサイル]]の開発に力を入れている。~
一方、高度な電子機器を一発ごとに使い捨てる必要があるため、調達単価が高騰する問題も指摘されている。~
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関連:[[AIM-120]] [[AGM-114]]


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