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*&ruby(ふぁるこん（びじねすき）){【ファルコン（ビジネス機）】}; [#a6c34c4b]
*&ruby(ふぁるこん){【ファルコン】}; [#a6c34c4b]
Dassault Falcon.~
~
フランスの[[ダッソー]]社が開発した[[ビジネスジェット機>ビジネス機]]。~
1950年代から開発が開始され、1963年にファルコン20が[[初飛行]]した。~
~
その後、ファルコン20の成功を受け、1970年にはやや小規模なサイズのファルコン10、1976年にはエンジンを三発にして大型化したファルコン50も開発された。~
~
現在に至るまでのシリーズ累計生産数は1,000機を超えており、[[日本航空]]の乗員訓練機や社用機などの民間のビジネス機としてのみならず、[[フランス海軍>フランス軍]]や[[アメリカ沿岸警備隊]]、[[海上保安庁]]などの軍・政府機関でも用いられている。~
~
現在に至るまでのシリーズ累計生産数は1,000機を超えており、[[日本航空]]の乗員訓練機や社用機などの民間のビジネス機としてのみならず、[[フランス海軍>フランス軍]]や[[英国空軍>RAF]](([[英国王室専用機>政府専用機]]として運用。))・[[アメリカ沿岸警備隊]]、[[海上保安庁]]などの軍・政府機関でも用いられている。~
**スペックデータ [#o378461d]
|CENTER:形式|CENTER:ファルコン&br;10/100|CENTER:ファルコン&br;20/200|CENTER:ファルコン&br;50|CENTER:ファルコン&br;900|CENTER:ファルコン&br;2000|CENTER:ファルコン&br;7X|
|CENTER:乗員数|>|>|>|>|CENTER:2名&br;（[[機長]]・[[副操縦士>副機長]]）|CENTER:3名&br;（[[機長]]・[[副操縦士>副機長]]・[[客室乗務員>フライトアテンダント]]）|
|CENTER:乗客数&br;（最大）|CENTER:8名|CENTER:120名|CENTER:10名|>|CENTER:19名|CENTER:12名|
|CENTER:全長|CENTER:13.86m|CENTER:17.15m|CENTER:18.5m|CENTER:20.21m|CENTER:20.23m|CENTER:23.19m|
|CENTER:全高|CENTER:4.61m|CENTER:5.32m|CENTER:6.97m|CENTER:7.55m|CENTER:6.98m|CENTER:7.863m|
|CENTER:全幅|CENTER:13.08m|CENTER:16.32m|CENTER:18.86m|>|CENTER:19.33m|CENTER:26.21m|
|CENTER:自重|CENTER:4.8t|CENTER:8.2t|CENTER:9.2t|CENTER:10.5t|CENTER:8.9t|CENTER:15,456kg|
|CENTER:[[エンジン]]|>|CENTER:[[ターボファン]]×2基|>|CENTER:ターボファン×3基|CENTER:ターボファン×2基|CENTER:ターボファン&br;×3基|
|CENTER:エンジン&br;形式|CENTER:ギャレット&br;TFE731-2&br;&br;ギャレット&br;TFE731-2-1C&br;（ファルコン100）|CENTER:ギャレット&br;ATF3-6A-4C|CENTER:ギャレット&br;TFE731-3|CENTER:ハネウェル&br;TFE731-5BR-1C|CENTER:[[GE>ジェネラルエレクトリック]]&br;CFE738-1-1B|CENTER:[[P&W・カナダ>プラット＆ホイットニー]]&br;PW307A|
|CENTER:[[推力]]|CENTER:3,230lbs|CENTER:2.4t|CENTER:1.7t|CENTER:2.1t|CENTER:2.7t|CENTER:28.46kN|
|CENTER:巡航速度&br;（最大）|CENTER:912km/h|CENTER:870km/h|CENTER:888km/h|CENTER:927km/h|CENTER:893km/h|CENTER:900km/h|
|CENTER:[[航続距離]]|CENTER:約3,500km|CENTER:4,650km|CENTER:6,480km|CENTER:約7,400km|CENTER:5,787km|CENTER:11,019km&br;（乗客8名）|
|CENTER:形式|CENTER:ファルコン&br;10/100|CENTER:ファルコン&br;20F/200|CENTER:ファルコン30/40|
|CENTER:乗員数|>|>|CENTER:2名&br;（[[機長]]・[[副操縦士>副機長]]）|
|CENTER:乗客数|CENTER:4〜7名|CENTER:8〜14名|CENTER:30名/40名|
|CENTER:全長|CENTER:13.85m|CENTER:17.15m|CENTER:19.87m|
|CENTER:全高|CENTER:4.61m|CENTER:5.32m|CENTER:6.05m|
|CENTER:翼幅|CENTER:13.08m|CENTER:16.30m&br;16.32m&br;（ファルコン200）|CENTER:18.03m|
|CENTER:翼面積|CENTER:24.1��|CENTER:41��|CENTER:49��|
|CENTER:アスペクト比|CENTER:7.1:1|CENTER:6.4:1|CENTER:-|
|CENTER:空虚重量|CENTER:4,880kg|CENTER:7,530kg|CENTER:10,050kg|
|CENTER:最大離陸重量|CENTER:8,500kg|CENTER:13,000kg|CENTER:16,000kg|
|CENTER:[[燃料]]容量|CENTER:3,340L|CENTER:5,200L|CENTER:5,300L|
|CENTER:[[エンジン]]|>|>|CENTER:[[ターボファン]]×2基|
|CENTER:エンジン形式|CENTER:ギャレット&br;TFE731-2&br;&br;ギャレット&br;TFE731-2-1C&br;（ファルコン100）|CENTER:[[GE>ジェネラルエレクトリック]] CF700-2D-2&br;&br;ギャレット&br;ATF3-6A-4C&br;（ファルコン200）|CENTER:ライカミング ALF502D|
|CENTER:[[推力]]|CENTER:14.4kN&br;（3,230lbs）|CENTER:CF700-2D-2：&br;20kN（4,500lbf）&br;&br;ATF3-6A-4：&br;2,360kg&br;（5,200lb）|CENTER:27kN（6,070lbf）|
|CENTER:最高速度|CENTER:[[マッハ]]0.87|CENTER:862km/h&br;（高度7,620m、最大巡航）|CENTER:-|
|CENTER:[[巡航速度]]|CENTER:915km/h&br;（最大巡航）|CENTER:750km/h&br;（高度12,200m、経済巡航）&br;&br;870km/h&br;（ファルコン200）|CENTER:830km/h&br;（高度7,600m、最大巡航）|
|CENTER:超過禁止速度|CENTER:650km/h&br;（海面）|CENTER:-|CENTER:|
|CENTER:[[失速]]速度|CENTER:-|CENTER:152km/h|CENTER:-|
|CENTER:[[航続距離]]|CENTER:3,555km|CENTER:3,350km&br;4,650km（ファルコン200）|CENTER:1,980km（乗客30名、通常時）|
|CENTER:[[上昇限度]]|CENTER:-|CENTER:12,800m|CENTER:-|
~
|CENTER:形式|CENTER:ファルコン50EX|CENTER:ファルコン900B|CENTER:ファルコン2000LSX|
|CENTER:乗員数|>|>|CENTER:2名&br;（[[機長]]・[[副操縦士>副機長]]）|
|CENTER:乗客数|CENTER:8〜9名|CENTER:19名|CENTER:10名|
|CENTER:[[ペイロード]]|CENTER:1,080kg&br;（最大燃料時）|CENTER:-|CENTER:-|
|CENTER:全長|CENTER:18.52m|CENTER:20.21m|CENTER:20.23m|
|CENTER:全高|CENTER:6.98m|CENTER:7.55m|CENTER:7.11m|
|CENTER:翼幅|CENTER:18.86m|CENTER:19.33m|CENTER:21.38m|
|CENTER:翼面積|CENTER:46.83��|CENTER:49��|CENTER:-|
|CENTER:アスペクト比|CENTER:-|CENTER:7.63:1|CENTER:-|
|CENTER:空虚重量|CENTER:-|CENTER:10,255kg|CENTER:-|
|CENTER:最大離陸重量|CENTER:18,008kg|CENTER:20,640kg|CENTER:19,414kg|
|CENTER:最大着陸重量|CENTER:16,200kg|CENTER:-|CENTER:-|
|CENTER:[[燃料]]容量|CENTER:-|CENTER:8,690kg|CENTER:7,557kg|
|CENTER:[[エンジン]]|>|CENTER:ターボファン×3基|CENTER:ターボファン×2基|
|~|CENTER:ハネウェル&br;TFE731-40|CENTER:ハネウェル&br;TFE731-5BR-1C|CENTER:[[P&W・C>プラット＆ホイットニー]] PW308C|
|最高速度|[[M>マッハ]]0.86&br;1,015km/h|CENTER:M0.84〜0.87|CENTER:M0.85〜0.862|
|[[巡航速度]]|CENTER:903km/h&br;M0.85（高度15,000m）|950km/h&br;M0.85（高度11,000m）|CENTER:-|
|[[失速]]速度|CENTER:-|CENTER:158km/h&br;（ギア・フラップダウン）|CENTER:-|
|[[航続距離]]|CENTER:5,695km|CENTER:7,400km&br;（乗客8名）|CENTER:7,408km&br;（乗客6名、乗員2名、M0.80）|
|[[上昇限度]]|CENTER:14,936m|CENTER:15,500m|CENTER:14,326m|
|[[上昇率]]|CENTER:10.433m/s|CENTER:-|CENTER:-|
|離陸滑走距離|CENTER:1,504m|CENTER:-|CENTER:1,425m|
|着陸滑走距離|CENTER:685m|CENTER:-|CENTER:689m((FAR91, 6pax, SL, NBAA [[IFR>計器飛行方式]] reserves.))|
~
|形式|5X|6X|7X|8X|10X|
|乗員数|>|>|>|CENTER:2名&br;（[[機長]]・[[副操縦士>副機長]]）|CENTER:-|
|乗客数|>|CENTER:16名|>|CENTER:12〜16名|CENTER:-|
|[[キャビン]]|>|CENTER:-|>|CENTER:キャビン幅：2.34m&br;ヘッドルーム：1.88m|CENTER:高さ：2.03m&br;幅：2.77m|
|キャビン長さ|>|CENTER:-|CENTER:11.91m(([[コックピット]]と荷物室除く。))|CENTER:13m(([[コックピット]]と荷物室除く。))|CENTER:16.4m|
|全長|CENTER:25.2m|CENTER:25.68m|23.38m|24.46m|33.4m|
|全高|CENTER:7.5m|CENTER:7.47m|7.83m|7.94m|8.4m|
|翼幅|CENTER:25.9m|CENTER:25.94m|26.21m|26.29m|33.6m|
|翼面積|CENTER:72.4��|>|>|CENTER:70.7��|CENTER:-|
|アスペクト比|CENTER:9.27|CENTER:9.52|>|>|CENTER:-|
|[[翼面荷重]]|>|CENTER:-|CENTER:449kg/��|CENTER:468kg/��|CENTER:-|
|空虚重量|CENTER:18,144kg|CENTER:19,170kg|CENTER:16,601kg|CENTER:16,375kg|CENTER:27,805kg|
|最大離陸重量|CENTER:31,570kg|CENTER:35,135kg|CENTER:31,751kg|CENTER:33,113kg|CENTER:52,163kg|
|最大&br;[[ペイロード]]|>|CENTER:-|CENTER:1,996kg|CENTER:2,223kg|CENTER:-|
|[[燃料]]容量|CENTER:-|CENTER:15,325kg|CENTER:14,488kg|CENTER:15,830kg|CENTER:23,451kg|
|[[エンジン]]|>|CENTER:[[ターボファン]]×2基|>|CENTER:ターボファン×3基|CENTER:ターボファン×2基|
|~|CENTER:[[スネクマ]]&br;シルバークレスト|CENTER:[[P&WC>プラット＆ホイットニー]]&br;PW812D|CENTER:P&WC&br;PW307A|CENTER:P&WC&br;PW307D|CENTER:ロールス・ロイス&br;Pearl 10X|
|[[推力]]|CENTER:50.9kN&br;（11,450lbf）×2|CENTER:59.9kN&br;（13,460lbf）×2((ISA+20°C 定格荷重。))|CENTER:28.48kN&br;（6,402lb）|CENTER:29.9kN&br;（6,722lb）|CENTER:80kN&br;（18,000lbf）×2|
|最高速度|>|>|>|CENTER:[[M>マッハ]]0.9（956km/h）|CENTER:-|
|[[巡航速度]]|CENTER:-|>|>|CENTER:[[M>マッハ]]0.8（850km/h）|CENTER:M0.85〜0.925&br;（903〜983km/h）|
|[[航続距離]]|CENTER:9,600km((乗員3名+乗客8名、NBAA [[IFR>計器飛行方式]] reserves、[[ISA>国際標準大気]]、最大燃料、[[M>マッハ]]0.8時。))|CENTER:10,200km|CENTER:11,019km&br;（乗客8名時）|CENTER:11,945km&br;（乗客8名時）|CENTER:13,900km|
|[[上昇限度]]|>|>|>|>|CENTER:15,545m|
|離陸滑走距離|CENTER:-|CENTER:1,670m|CENTER:1,740m((MTOW, SL, ISA.))|CENTER:1,829m((MTOW, SL, ISA.))|CENTER:1,829m|
|着陸滑走距離|~|CENTER:760m((FAR 91、標準着陸重量時。))|CENTER:631m((標準着陸重量時。))|CENTER:656m((標準着陸重量時。))|CENTER:762m|
**バリエーション [#fb32fc78]
-ファルコン 10：~
-ミニファルコン：~
ファルコン10の原型機。~
~
--ファルコン10：~
ファルコン20をさらに小型化した機体。~
~
--ファルコン10MER（Marine Entraînement Radar - Navy Radar Training）：~
フランス海軍向けの機体。~
計器訓練機、VIP輸送機、通信連絡機として使用した。~
~
--ファルコン100：~
後期型。~
エンジンをTFE731-2-1Cに換装している。~
~
-ファルコン 20：~
初期型。~
エンジンはGE製のGE700-2Cを搭載。後にファルコン20Cと呼ばれた。~
[[初飛行]]後間もなく、[[パンアメリカン航空]]から50機以上受注した。~
-ダッソー・ブレゲー ミステール20/ファルコン20：~
試作機。~
[[エンジン]]は[[P&W>プラット＆ホイットニー]][[JT12A-8>JT12]]（出力14.68kN（3,300lbf））を搭載。~
現在はパリ・ルブルジェ航空宇宙博物館にて保存されている。~
~
--ファルコン 20D：~
エンジンをGE700-2Dに変更し、燃料容量・最大離陸重量を増加した型。~
--ミステール/ファルコン20C：~
初期生産型。エンジンはGE CF700-2Cを搭載。~
アメリカではファルコン20ベーシックとして知られる。~
~
--ファルコン 20E：~
エンジンをGE700-2D-2に変更し、更なる最大離陸重量増加、大容量のスターター/ジェネレーターを装備した型。~
--ファルコン20CC：~
低圧タイヤを装備した型。~
~
--ファルコン 20F：~
燃料タンクを拡大し、[[スラット]]の追加により離着陸性能を向上させた型。~
--ミステール/ファルコン20D：~
エンジンをGE CF700-2D-2に変更し、燃料容量・最大離陸重量を増加した型。~
~
--ファルコン 20G：~
--ミステール/ファルコン20E：~
エンジンをGE CF700-2D-2に変更し、更なる最大離陸重量増加、大容量のスターター/ジェネレーターを装備した型。~
~
--ミステール/ファルコン20F：~
燃料タンクを拡大し、前縁ドループ[[フラップ]]の追加により離着陸性能を向上させた型。~
~
--ファルコン20FH：~
ファルコン200試作機の当初の呼称。~
~
--ファルコン20G：~
海上哨戒・救難用モデル。~
エンジンはギャレット・エアリサーチ製のATF3-6-2Cに変更された。~
~
--ファルコン 200（旧称ファルコン 20H）：~
--ファルコン200（旧称ファルコン20H）：~
後期生産型。~
エンジンをATF3-6A-4Cに変更し、燃料タンクを拡大した。~
エンジンをATF3-6A-4C（出力2,360kg（5,200lb））に変更し、燃料タンクを拡大した。~
~
--ファルコン・カーゴジェット：~
[[貨物機]]型。~
フェデックスが採用した。~
--ファルコンST：~
フランス空軍がシステム訓練機として使用していた機体の呼称。~
[[ミラージュ��E>ミラージュ3]]の戦闘[[レーダー]]とナビゲーションシステムを搭載した。~
~
--ファルコン 20C-5/D-5/E-5/F-5：~
--ファルコン・カーゴジェット（ファルコン20DC）：~
[[軽貨物機>貨物機]]型。フェデックスが採用した。~
~
--ガーディアン2：~
ファルコン200の海洋哨戒・監視型。生産されず。~
~
--CC-117：~
ファルコン20Cのカナダ軍向けモデル。~
~
--ファンジェット ファルコン：~
ファルコン20の北米での販売時の名称。~
~
--ファルコン20C-5/D-5/E-5/F-5：~
エンジンをハネウェル TFE731-5AR-2CあるいはTFE731-5BR-2Cに換装した改造機。~
~
-[[アメリカ沿岸警備隊]]向け
--HU-25A「ガーディアン」：~
ファルコン20Gをベースにした、アメリカ沿岸警備隊の捜索救難機。1982年配備開始。~
~
--HU-25B：~
HU-25Aに[[側方監視レーダー>SLAR]]を追加した型。~
~
--HU-25C：~
HU-25Aに[[AN/APG-66]][[レーダー]]を装備した型。麻薬密輸取り締まり任務に使用。~
~
--HU-25C+：~
HU-25CのレーダーをAN/APG-66(V)2に換装したアップグレード型。~
~
--HU-25D：~
HU-25Aに逆[[合成開口レーダー]]を装備したアップグレード型。~
~
-ファルコン 50：~
-ミステール/ファルコン30/40（ファルコン20T）：~
ファルコン20をベースに大型化した型。試作のみ。~
エンジンはライカミング ALF502D（[[推力]]27kN（6,070lbf））を搭載していた。~
ファルコン30はアメリカ向けで乗客数は30名、ファルコン40はヨーロッパ向けで乗客数は40名となっていた。~
~
-ファルコン50：~
ファルコン20の拡大改良型で、ファルコンシリーズ中で最初の三発エンジン型。~
エンジンはギャレットTFE731-3-1Cを搭載。~
~
--ファルコン 50EX：~
~
--ファルコン50EX：~
エンジンをハネウェル TFE731-40に換装した型。~
~
-ファルコン 900：~
ファルコン 50の拡大改良型。~
--ファルコン50"Susanna"：~
イラクがファルコン50にシラノ��-C5[[火器管制>火器管制装置]][[レーダー]]や[[エグゾセ]][[空対艦ミサイル]]を搭載するなどの特別改装を加えた機体。~
~
-ファルコン900：~
ファルコン50の拡大改良型。~
エンジンはTFE731-5AR-1Cを搭載。~
~
--ファルコン 900MSA：~
--ファルコン900MSA：~
日本の[[海上保安庁]]向け捜索・救難型。~
就役時は[[羽田航空基地>東京国際空港]]に配備されていたが、ガルフストリーム�垢稜枷�に伴い、[[那覇航空基地>那覇空港]]へ転属した。~
就役時は[[羽田航空基地>東京国際空港]]に配備されていたが、[[ガルフストリーム��]]の配備に伴い、[[那覇航空基地>那覇空港]]へ転属した((その後、2019〜2020年に退役し、アメリカへ売却された。&br; なお、那覇には後継としてファルコン2000EXが配備されている。))。~
~
--ファルコン 900B：~
TFE731-5BR-1Cエンジンを搭載する型。1991年生産開始。~
--ファルコン900B：~
改良型。1991年生産開始。~
[[エンジン]]はTFE731-5BR-1C（出力21.13kN）を搭載する。~
~
--ファルコン 900EX：~
--ファルコン900C：~
900Bの[[アビオニクス]]改良型。2000年引き渡し開始。~
~
--ファルコン900EX：~
[[航続距離]]8,340kmの長距離型。~
[[グラスコックピット]]を採用し、TFE731-60エンジンを搭載。~
ハネウェル・プリムス[[グラスコックピット]]を採用し、TFE731-60（出力22.40kN）エンジンを搭載。~
1996年引き渡し開始。~
~
--ファルコン 900C：~
900Bの[[アビオニクス]]改良型。2000年引き渡し開始。~
--ファルコン900EX EASy：~
2004年〜2009年まで販売されていた長距離型。~
ハネウェル/ダッソー・プリムスエピックEASy[[アビオニクス]]を採用し、TFE731-60エンジンを搭載。~
~
--ファルコン 900DX：~
中距離型。エンジンはTFE731-60を搭載。~
--ファルコン900DX：~
短距離型。エンジンはTFE731-60を搭載。~
~
--ファルコン 900LX：~
--ファルコン900LX：~
900EXに[[ウイングレット]]を装備し、航続距離を8,800kmに延長した型。~
~
--エンヴォイ�検�Envoy �検法�~
900LXの[[イギリス空軍>RAF]]向けモデル。~
~
--VC-900A：~
900EXの[[イタリア軍]]向けモデル。~
~
--VC-900B：~
900EX EASyのイタリア軍向けモデル。~
~
-ファルコン 2000：~
ファルコン 20/200の後継として1990年代に開発された双発エンジン型。~
エンジンはゼネラル・エレクトリック製CFE738-1-1Bを搭載。~
エンジンはCFEカンパニー(([[ジェネラルエレクトリック]]とアライドシグナル（ギャレット）の合弁会社。))製CFE738-1-1B（26.32kN（5,918lbf））、[[アビオニクス]]はロックウェル・コリンズ社製プロライン4を搭載。~
~
--ファルコン 2000EX：~
エンジンをプラット・アンド・ホイットニー・カナダ PW308Cに変更した型。~
2001年10月に初飛行。~
[[エンジン]]を[[プラット＆ホイットニー・カナダ>プラット＆ホイットニー]] PW308C（31kN（7,000lbf））に変更した型。~
航続距離は7,182km。2001年10月に[[初飛行]]。~
~
--ファルコン 2000EX EASy((Enhanced Avionics System（拡張アビオニクスシステム）の略。))：~
2000EXのアビオニクス改良型。~
2000EXの改良型。~
与圧・酸素システムの変更やハネウェル・プリムスエピックEASy[[アビオニクス]]の搭載が行われた。~
~
--ファルコン 2000DX：~
2000EX EASyベースにした短距離型。航続距離は6,020km。~
~
--ファルコン 2000LX：~
現在販売中の最新型。~
長距離型。~
2000EX EASyにウィングレットを装備し、航続距離を7,408kmに延長した。~
~
--ファルコン 2000S：~
離着陸性能を向上させた型。開発中。~
前縁スラットを追加し、離着陸性能を向上させた型。~
~
--ファルコン 2000LXS：~
2000LXの離着陸性能向上型。開発中。~
2000LXの離着陸性能向上型。航続距離が2000Sより長い。~
~
--ファルコン 2000MSA：~
ファルコン 2000LXSをベースにした海洋監視型。~
[[海上保安庁]]がファルコン900MSAの後継として採用し、6機を運用している。~
~
--ファルコン 2000MRA：~
フランス海軍向け海洋監視機型。~
~
-ファルコン 5X：~
7Xの先進技術を受け継いだ新設計の双発機。2017年12月に計画中止。~
~
-ファルコン 6X：~
開発中の長距離型。~
[[キャビン]]がファルコン 5Xより51cm長くなったほか、5Xの飛行試験で妥当性が確認された空力やシステムの多くを引き継いでいる。~
[[エンジン]]はプラット＆ホイットニー・カナダ製PW812Dを搭載する。~
~
-ファルコン 7X：~
ファルコン50/900の形態を踏襲する三発型の最新型。~
ファルコン50/900の形態を踏襲する[[三発型>多発機]]の最新型。~
飛行制御には全面的に[[フライバイワイヤー]]を用いている。~
また、ファルコンシリーズとして初めて[[ウイングレット]]を装備した。~
~
-ファルコン5X：~
7Xの先進技術を受け継いだ新設計の双発機。2015年第1四半期に初飛行予定。~
~
-ファルコン8X：~
-ファルコン 8X：~
7Xの発展型とした超長距離型。2015年2月6日に初号機が初飛行した。~
7Xの胴体を1.27m延長し、再設計させた高効率翼に、エンジンを[[プラット・アンド・ホイットニー・カナダ>プラット＆ホイットニー]] PW307Dに換装した。~
7Xの胴体を1.27m延長し、再設計させた高効率翼に、エンジンを[[プラット＆ホイットニー・カナダ>プラット＆ホイットニー]] PW307Dに換装した。~
~
-ファルコン 10X：~
2025年末の就航を予定している超長距離型。~
客室の高さを約2mと[[リージョナルジェット]]並みにし、[[カーボンファイバー>炭素繊維強化樹脂]]製の[[主翼]]、ダッソー社製ビジネスジェットでは初となる[[ロールス・ロイス]]社製"Pearl 10X"[[エンジン]]を双発で搭載する。~
[[コックピット]]はタッチスクリーンや[[HUD]]などが採用される予定。~
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