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*&ruby(すぴっとふぁいあ){【スピットファイア】}; [#f1369793]
Spitfire.~

+[[第二次世界大戦]]中での[[イギリス軍]]を代表する[[戦闘機]]。~
初期〜中期まではロールスロイス製[[マーリンエンジン]]を装備したMk.1〜Mk.11が活躍した。~
戦争後期からは[[グリフォンエンジン]]搭載のMk.12が登場し、一気に性能が向上している。 さらに発展したMk.14にいたっては最高速度がMk.1の約1.3倍、上昇限度も飛躍的に上昇しており、ほとんど別の機体といってもよい。~
最終的に20,000機以上生産され、1954年まで実戦部隊で使用され続けた。~
また[[艦載機]]型のシーファイアや、[[フロート]]を付けた[[水上機]]型も存在している。~
~
[[バトル・オブ・ブリテン]]での[[Bf109]]やドイツ[[爆撃機]]との戦いはあまりにも有名であり、[[ハリケーン]]とのコンビはイギリスを建国以来最大の危機から救ったと言える。~
~
【スペックデータ】~
乗員:1名~
全長:9.12m~
全幅:11.23m~
全高:3.86m~
翼面積:22.48m²~
空虚重量:2,309kg~
全備重量:3,000kg~
最大離陸重量:3,071kg~
動力:RR マーリン 45過給式V型12気筒(出力1,470 HP/高度9,250ft(1,100kW/高度2,820 m))×1~
最大速度:605km/h(高度4,000m)~
戦闘半径:760km~
航続距離:1,840km~
実用上昇限度:11,300m~
上昇率:13.5m/s~
武装~
固定武装:~
Mk I/Mk II/Mk VA ブローニングM1919 7.7mm重機関銃×8(2,800発/1門あたり350発)~
MK VB以降 イスパノ・スイザ MkII 20mm機関砲×2 (120発/1門あたり60発、MK VC以降240発/1門120発へ増加)~
ブローニングM1919 7.7mm重機関銃×4(1,400発/1門あたり350発)~
110kg (250 lb) 爆弾×2~
~
【バリエーション】~
-スピットファイア~
--Type 224~
ゴスホークエンジン(660hp)を搭載する原型機。~
~
--Type 300~
RR社製PV12エンジン(900hp)を搭載し再設計された原型機。~
~
--Mk.I~
マーリンIIエンジン(1,030hp)を搭載する初期生産型。~
プロペラをブレード3枚の金属製選択ピッチプロペラに変更したMk.Iaとイスパノ20mm機関砲2門と7.7mm機銃4丁を装備したMk.Ibが生産された。~
~
--Mk.II~
マーリンXIIエンジン(1,175hp)を搭載する型。~
8丁の機銃を持つIIAと機関砲を持つIIBの2タイプが生産された。~
~
--Mk.III~
マーリンXXエンジン(1,280hp)を搭載する試作型。~
量産されず。~
~
--Mk.IV~
グリフォンエンジン搭載の原型。量産されず。同名のMk.V偵察改修型もある。~
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--Mk.V~
マーリン45または50エンジン(1,440hp)を搭載する型。~
7.7mm機銃を8挺搭載するMk.Va、20mm機関砲2挺と7.7mm機銃4挺を搭載するMk.Vb、20mm機関砲2丁の他、7.7mm機関銃4挺か20mm機関砲を更に2挺を選択装備可能なMk.Vcの3タイプが生産された。~
~
--Mk.HF VI~
翼端を延長した尖頭翼や与圧式コクピット、マーリン47エンジン(1,415hp)搭載する高々度迎撃型。~
ドイツ空軍の高高度爆撃機Ju86に対抗するために100機のMk.Vbが改造された。~
~
--Mk.F/HF VII~
マーリン60系エンジン(61,64,71)を搭載し、引き込み式尾輪を装備する型。~
~
--Mk.F/HF VIII~
マーリン60系エンジン(61,63,66,70)を搭載する型。武装はMk.Vcと同じ。~
合計で1,658機が生産され、終戦まで運用された。~
~
--Mk.F/LF/HF IX~
マーリン60系エンジン(61,63,66,70)を搭載し、胴体を強化した型。~
当初はMk.Vからの改造機をMk.IXA、Mk.IXとして生産された機体をMk.IXBと呼んで区別していたこともあった。~
~
--PR Mk.X~
Mk.IXの偵察機型。
高々度写真偵察も考慮されていたため、操縦席は与圧装置が付いている。マーリン77エンジンを搭載。~
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--PR Mk.XI~
非武装写真偵察機型。マーリン60系エンジン(61,63,70)を搭載。~
ベンソン基地で改造されたPR Mk.XI(タイプ374)の他に、Mk.IXを改造したPR MkXI、引き込み式尾輪、大型尾翼のPR Mk.XIが生産された。 
~
--Mk.XII~
Mk.VIII及びMk.IXのエンジンをグリフォンIIまたはIVエンジン(1,735hp)に換装した型。~
改造機種によって尾輪が引き込み式と固定式の2種類が存在する。~
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--Mk.XIII~
マーリン32エンジン搭載の偵察機型。7.7mm機銃×4を装備。~
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--Mk.XIV~
グリフォン60系エンジン(グリフォン65または66(2,050hp))エンジンを搭載する型。~
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--Mk.XVI~
パッカードマーリン266エンジンを搭載。~
性能的はMk.IXと同等であるが、エンジン・カウルの張り出しやフィルターキャップの位置が異なるなどの変更がなされている。~
原義はイギリスの俗語で「火を吹く」、短気・癇癪持ちを揶揄する皮肉の表現。~

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--Mk.XVIII~
二段過給グリフォンエンジンを搭載。Mk.XVIと同じく水滴型風防を装備。~
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--Mk.XIX~
非武装偵察機型。二段過給グリフォンエンジン搭載。~
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--Mk.XX~
Mk.IV改装のMk.XII原型機。~
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--Mk.21~
再設計機体。グリフォン61または64エンジンを搭載し20mm機関砲×4を装備する。~
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--Mk.22~
Mk.21に小変更を加えた機体。一部機体にグリフォン85(2,375hp)+二重反転ペラを装備。~
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--Mk.24~
更に小変更を施した機体。短銃身機関砲を装備する。~
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-シーファイア~
--Mk.IB~
スピットファイア Mk.VBの艦上戦闘機型。~
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--Mk.IIC~
マーリン32エンジンを搭載。4翅ペラを装備し、降着装置が強化されている。~
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--Mk.III~
マーリン55Mエンジン(1,585hp)を搭載。二段折り畳み主翼を採用。~
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--Mk.XV~
グリフォンVIエンジン(1,850hp)を搭載。後期型は水滴型風防を採用。~
~
--Mk.17~
Mk.XV後期型とほぼ同様の機体。脚部を補強している。~
~
--Mk.45~
スピットファイア Mk.21同様の再設計機体。一部にグリフォン85+二重反転ペラを装備。~
~
--Mk.46~
Mk.45とほぼ同様の機体。水滴型風防を採用。~
~
--Mk.47~
グリフォン87または88エンジン(2,375hp)+二重反転ペラ、油圧折り畳み翼を装備する型。~
~
#ref(spit.jpg) ~
Photo: Royal Airforce ~
~
+イギリスのJSL社が製造する、[[Cz75]]のデッドコピー品。~
+[[第二次世界大戦]]期にスーパーマリンが開発、主にイギリスで運用された[[戦闘機]]、[[スピットファイア>スピットファイア(戦闘機)]]。
+イギリスのJSL社が製造する[[半自動式拳銃]]。[[Cz75]]のデッドコピー。
+イギリス海軍のK級[[駆逐艦]]の一隻。1912年12月23日に進水。


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