• 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
*&ruby(こんぺんせいたー){【コンペンセイター 】}; [#u071f4d6]

*&ruby(こんぺんせいたー){【コンペンセイター】}; [#u071f4d6]
Compensator~
&br;
銃口制退器とも。~
銃口付近にて発射ガスを上方へ噴き出すように誘導することで、銃口が跳ね上がるのを抑える効果がある。~
また、構造のよく似た[[減炎器]]の効果もある程度併せ持つ。~
&br;
 軍用より、どちらかと言えば民間向けで良く知られるアクセサリーであり、競技射撃では凝った構造のコンペンセイターが~
限界まで銃口の跳ね上がり・照準のブレを抑えることで、精度を保ったまま恐ろしい速さで連射を行う光景が当たり前にみられる。~
また、狩猟用の極端に強力な拳銃においても、コンペンセイターを兼ねた大型の[[マズルブレーキ]]を装着しているモデルが見られる。~
 一方で軍・警察用として見た場合、制退効果が高いほど大型で高価に、しかも自動銃の作動が安定性を欠くようになってしまう為、~
凝った構造のコンペンセイターではなく[[減炎器]]にある程度の制退効果を持たせるにとどまることが多い。~
また拳銃に関しては、コンペンセイターを装着した拳銃は態勢次第で射手自身に高温の発射ガスを吹き付けてしまう危険があり、~
崩れた態勢からでも射撃に備える必要のある戦闘射撃においてはあまり向いているとは言えない面もある。
~
「銃口[[制退器]]」とも。~
銃の発射時、反動で銃身が跳ね上がるのを抑える機構。~
[[装薬]]の発射ガスを上方向に噴き出す事で跳ね上げをある程度相殺する。

>その性質上、体勢によっては射手が高温の発射ガスを浴びてしまう危険性がある。~
このため、適切な射撃姿勢を取れない事も多い[[白兵戦]]では用いるべきでないとされる。

主に競技用で需要があり、精度を維持しつつ連射できるよう徹底した調整を施される。~
また、趣味人向け((名目は「狩猟用」。狩猟のために持って行くのではなく、コレクターが銃で生き物を射殺したいがために狩猟をする。))の超大型[[拳銃]]は、コンペンセイターなしではまともに撃てない設計が多い。~
~
効果の高いものは重くかさばり、また故障や火傷を誘発しがちなため、軍用・警察用では一般的でない。~
[[減炎器]]として設計されたものが余録程度に[[制退器]]としても機能する程度のものが主流である。


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS