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*&ruby(あらいあんす){【アライアンス】}; [#v664690a]
alliance.~
日本語で直訳すると「同盟」という意味であるが、日本の[[マスコミ]]では「企業同士の提携」という意味で用いられる。~
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[[航空]]の分野においては、2社以上の航空事業者が提携関係を結ぶ「航空連合」のことを呼ぶことが多い。
複数の組織が法的拘束力を持つ契約に基づいて協力関係を結ぶこと。「同盟」「提携」。~
日本語のニュアンスでは企業間提携を指す場合が多い。~
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[[航空]]の分野においては、航空事業者が提携関係を結ぶ「航空連合」のことを呼ぶことが多い。

**航空連合 [#be79d673]
2社以上の航空事業者が提携関係を結んだ連合組織。~
同一の組織内にいる事業者同士では、[[コードシェア]]や[[マイレージサービス]]の相互乗り入れなどで顧客の誘導を図るほか、[[機材]]や事務所・整備拠点・非常時対応((たとえばスターアライアンスでは、加盟社の機体が事故に遭遇した時には現場に最も近い加盟社が救助を行うという。))なども提携関係を結び、運航経費の削減も図られる。~
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2016年現在、世界的な航空連合には「スターアライアンス((日本では[[全日本空輸]]が加盟。))」「ワンワールド((日本では[[日本航空]]が加盟。))」「スカイチーム」の三つがある。~
>かつてはこの他に「ウイングス・アライアンス((2004年にスカイチームに吸収されて消滅。))」と「クオリフライヤーグループ((2002年、連合の中心だったスイス航空が倒産したことに伴い解散。))」の二つも存在した。
[[コードシェア]]や[[マイレージサービス]]などのサービスを互換可能にするなどして顧客の誘導を図る。~
また、[[機材]]や事務所・整備拠点・事故対応などを共同化する事で経費を削減できる。
***主な航空連合 [#qceb1eca]

この他、[[貨物機]]を運航する航空事業者の連合である「スカイチーム・カーゴ」「WOW((かつて日本航空が貨物機事業を行っていた際はこちらにも加盟していたが、現在は貨物機事業からの撤退に伴い脱会。))」(([[日本貨物航空]]は現在、どちらにも未加盟。))や、アラブ諸国の航空事業者で構成される「アラベスク航空アライアンス」、[[格安航空会社]]で構成される「U-FLY」「バリューアライアンス」もある。~
:スターアライアンス|[[ユナイテッド航空]]・[[全日本空輸]]・アシアナ航空など26社が加盟。~
:ワンワールド|[[アメリカン航空]]・[[日本航空]]・[[ブリティッシュ・エアウェイズ]]など14社が加盟。~
:スカイチーム|[[デルタ航空]]や[[KLMオランダ航空]]、[[エールフランス]]など19社が加盟。~
:スカイチーム・カーゴ|[[貨物機]]を運航する航空会社で構成。~
[[エールフランス・カーゴ>エールフランス]]や[[KLMカーゴ>KLMオランダ航空]]、[[デルタ・カーゴ>デルタ航空]]など11社が加盟。
:WOW|[[貨物機]]を運航する航空会社で構成。~
SASカーゴ・グループとシンガポール航空カーゴの2社が加盟。~
:エティハド航空パートナーズ|アラブ首長国連邦のエティハド航空を中核としてアリタリア-イタリア航空、セーシェル航空、エア・セルビアの4社が加盟。~
:バニラアライアンス|インド洋沿岸諸国を中核とする5社(エール・オーストラル、マダガスカル航空、モーリシャス航空、セーシェル航空、Int'Air Îles)が加盟。
:U-FLY|中国・香港・韓国の[[格安航空会社]]5社(香港エクスプレス航空、雲南祥鵬航空、烏魯木齊航空、中国西部航空、イースター航空)で構成される。
:バリューアライアンス|アジア太平洋地域の[[格安航空会社]]5社(セブパシフィック航空、セブゴー、チェジュ航空、ノックエア、スクート)で構成される。
:ウイングス・アライアンス|2004年にスカイチームに吸収されて消滅。~
ノースウエスト航空、[[KLMオランダ航空]]、コンチネンタル航空、アリタリア航空の4社が加盟予定であった。~
:クオリフライヤーグループ|スイス航空を中核にオーストリア航空やサベナ・ベルギー航空、ターキッシュエアラインズなど15社が加盟していた。~
2002年、連合の中心だったスイス航空が倒産したことに伴い解散。


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