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*&ruby(はぶ・あんど・すぽーく){【ハブ・アンド・スポーク】}; [#p9a97116]
[[旅客機]]の路線ネットワークにおける考え方の一つ。~
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ある特定の地方において、単一の拠点[[空港]]とその周囲にある地方空港とを放射線状の地方路線で結び、地域間を結ぶ広域路線としてそれぞれの拠点空港間を結ぶ路線を設定・運営する方式をこう呼ぶ。~
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対義語は「[[ポイント・トゥ・ポイント]]」。
運送業・[[兵站]]輸送・通信における基本方針の一つ。~

大規模な集積拠点(ハブ)を設置し、その周囲に末端拠点(スポーク)を配置する。~
スポークは属するハブとの往復のみを行い、他のハブや他のスポークとは連携しない。~
全ての輸送計画はいったんハブに送られ、ハブから他のハブに、そしてハブに属するスポークへと送られる。

これにより、運送網を維持するために必要な航路の数を劇的に減らし、作業計画を単純化できる。~
また、[[ペイロード]]への負荷がハブに集中するため、個々のスポークは比較的小さな設備投資で維持できる。

>6カ所の[[空港]]全てを相互に往復できるようにするためには15本の航路が必要になる。~
しかし、必ず一カ所のハブ空港を経由するようにすれば、5本の航路で運用できる。

反面、最短経路での輸送が禁止されるため、個々の案件についての所要時間は長くなる。~
ハブが災害や攻撃を受けて機能停止した場合も、関連するスポーク全てが影響を受けて機能を停止する。

関連:[[ポイント・トゥ・ポイント]]


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