- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
*&ruby(こーるさいん){【コールサイン】}; [#w47358cc] callsign. 呼出符号。~ 無線通信において「無線局((法制上では電波の送受信機自体、またはそれを収容し、電波の送信・受信を行う施設のこと。&br; 厳密には携帯電話やトランシーバーなどもこれにあたる。))を識別する」ためつけられた、重複しない一意の文字列。~ 一般的には(一部の微弱出力局を除き)各国の監督諸官庁(通信・運輸分野)や[[軍隊]]により定められた規則によって割り振られるが、軍事分野では「機密性を保つ」ため、当初割り当てられたものとは別の名を使う例もしばしば見られる。~ callsign. ~ ~ 無線通信において「無線局」を識別するために割り振られる、[[他と重複しない一意の符号>シリアルナンバー]]。~ 各国ごとに政府機関が管理局が設けて登録制度を運用するのが一般的。~ ~ 「無線局」は、法令上では通信機器そのものと定義されているが、実務上では通信機器を収容する[[プラットフォーム]]を指す。~ たとえば放送局、交通[[管制]]施設、[[航空機]]などが固有のコールサインを持つ。~ 運用実態を事前に把握するのが困難な場合、所有する人間ごとに固有のコールサインを割り振る場合もある。~ 各種通信サービスも料金請求などに際してコールサインで顧客を識別する。~ 原則として、コールサインで[[管制]]されるのは通信する人間であって、無線機そのものではない。~ ~ コールサインを偽る必要がある場合、同じ無線局に複数のコールサインを与えるのが一般的。~ たとえば、[[軍隊]]では敵の[[ELINT]]に解析されるのを防ぐため、同じ無線局が状況に応じて複数のコールサインを使い分ける。~ ひとつの[[作戦]]の間のみ有効な使い捨てのコールサインが用意・通達される事もある。~ ~ 関連:[[TACネーム]]