【XC-2】(えっくすしーつー)

川崎重工と防衛省技術研究本部を中心にC-1の後継として開発が進められている国産の輸送機
2010年1月26日に初飛行し、2013年以降の実戦配備に向けて開発が進行している。

民間機向けの高速航路を利用出来るように巡航速度マッハ0.8という高い巡航速度を誇っているほか、C-1譲りの短距離離着陸性能などの飛行性能を持っているともされる。
海上自衛隊向けの新型哨戒機「XP-1?」とは、尾翼主構造やコックピットの一部など、コンポーネントの共通化が図られており、トータルコストを削減する施策が施されている。

なお、ELINT機型やE-8のような陸上部隊用指揮・管制機型、民間輸送機型といった派生型の開発も検討されている。

関連:空挺降下 XP-1?

スペックデータ

乗員:3名(機長副操縦士ロードマスター1名)
全長:43.9m
全高:14.2m
全幅:44.4m
空虚重量:60.8t
最大離陸重量:141t
貨物室サイズ:16m×4m×4m
ランプ長:5.5m
ペイロード:37.6t(最大)
エンジン:GE・アビエーション製CF6-80C2K1F 高バイパス比ターボファンエンジン×2基
巡航速度:マッハ0.8
巡航高度:12,200m
航続距離:フェリー時/10,000km、12t積載時/8,900km、30t積載時/6,500km、37t積載時/5,600km
製造:川崎重工


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