- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- VH-71 へ行く。
- 1 (2011-01-17 (月) 23:01:50)
- 2 (2011-01-17 (月) 23:29:19)
- 3 (2011-01-18 (火) 22:09:18)
- 4 (2011-08-06 (土) 21:04:27)
- 5 (2011-08-21 (日) 09:54:08)
- 6 (2012-03-19 (月) 21:27:29)
- 7 (2012-05-31 (木) 20:35:06)
- 8 (2013-04-21 (日) 12:23:39)
- 9 (2013-05-01 (水) 09:25:50)
- 10 (2013-05-01 (水) 13:14:01)
- 11 (2013-05-01 (水) 20:30:58)
- 12 (2013-05-06 (月) 15:15:20)
- 13 (2013-06-27 (木) 21:29:31)
- 14 (2014-12-21 (日) 12:07:48)
- 15 (2015-06-17 (水) 13:01:57)
- 16 (2015-07-21 (火) 11:46:35)
- 17 (2016-06-24 (金) 11:47:58)
- 18 (2017-05-13 (土) 12:55:38)
- 19 (2017-05-13 (土) 20:28:51)
- 20 (2019-02-20 (水) 17:59:50)
- 21 (2019-05-29 (水) 09:23:33)
- 22 (2020-01-02 (木) 18:01:32)
- 23 (2021-02-06 (土) 11:48:23)
- 24 (2021-03-06 (土) 07:36:30)
- 25 (2021-08-01 (日) 20:58:03)
- 26 (2021-08-02 (月) 06:57:06)
- 27 (2022-04-09 (土) 08:29:14)
【VH-71】 †
Agusta-Westland/Lockheed Martin/Bell VH-71 "
アグスタウェストランド社の大型対潜/輸送ヘリコプター・AW101の派生型のひとつ。
アメリカ海兵隊が大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」として用いてきたVH-3及びVH-60「プレジデント・ホーク」の後継*2として開発・発注された。
本機は当初、2005年にロッキード・マーチン社が「US-101」としてライセンス生産契約を締結するも、技術的問題から挫折*3。
計画はベル・エアクラフト社に引き継がれ、2008年に初飛行を行うところまでこぎつけた。
しかし、開発に当たって1,900項目にのぼる膨大な要求項目*4が出されていたため、開発費が極度に高騰。
最終的には開発費112億ドル・機体単価4億ドルにも達してしまい、プロジェクトは実質的な破綻に陥った*5。
そして2009年6月、当時のバラク・オバマ大統領の意向により調達中止が決定された*6。
関連:金の壁
スペックデータ †
乗員 | 4名 |
全長 | 22.81m |
全高 | 6.65m |
主回転翼直径 | 18.59m |
空虚重量 | 10.500t |
最大離陸重量 | 15,600kg |
ペイロード | 14名(立席なら45名)または担架16個 |
エンジン出力 | 2,520shp×3基 |
超過禁止速度 | 309km/h |
航続距離 | 1,389km |
上昇限度 | 4,575m |
上昇率 | 2,000m/min |
*1 長元坊(ハヤブサの一種)の意。
*2 前者は原設計から50年近く経過して老朽化・陳腐化が否めず、後者は(現設計のUH-60由来の)キャビンの狭さが問題となっていた。
*3 その40年前、ロッキード・マーチンの母体であったロッキード社もAH-56で同じようなミスを犯している。
*4 代表的なところでは「核爆発に伴う強力な電磁パルスからの防御」や「キャビン内にキッチンを設けること」などがあった。
*5 ちなみに、イージス艦一隻が約10億ドル、F-22戦闘機一機が約1.6億ドル程度、VC-25一機が約3億ドル程度である。
*6 この時点で2機が完成し、7機が組立途中であった。
ちなみに、プロジェクトが予定通り進めば2017年までに27機が調達される予定であった。