- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- US-1 へ行く。
- 1 (2005-01-17 (月) 23:53:57)
- 2 (2005-11-26 (土) 01:43:32)
- 3 (2007-09-12 (水) 22:31:59)
- 4 (2007-11-24 (土) 09:56:47)
- 5 (2008-10-07 (火) 21:59:50)
- 6 (2010-01-04 (月) 05:05:25)
- 7 (2010-06-13 (日) 03:45:49)
- 8 (2012-12-23 (日) 10:01:53)
- 9 (2013-03-25 (月) 23:12:58)
- 10 (2013-04-17 (水) 09:54:40)
- 11 (2016-05-07 (土) 14:49:20)
- 12 (2017-02-12 (日) 11:37:15)
- 13 (2017-12-14 (木) 18:06:05)
- 14 (2018-01-12 (金) 09:31:24)
- 15 (2018-01-21 (日) 09:34:27)
- 16 (2019-07-07 (日) 18:41:26)
- 17 (2020-08-08 (土) 05:42:06)
- 18 (2020-08-08 (土) 10:45:29)
- 19 (2021-08-01 (日) 10:25:49)
- 20 (2022-02-09 (水) 07:20:33)
- 21 (2022-07-31 (日) 13:08:47)
- 22 (2023-02-25 (土) 10:29:16)
【US-1】
新明和工業が開発した救難飛行艇。
対潜哨戒機として使用されていたPS-1を元に開発された。
救難飛行艇として海上自衛隊に1975(昭和50)年から配備が開始された。
厳密には配備された1から6号機までがUS-1であり、7号機以降はエンジンを強化したUS-1Aが配備されている。
飛行艇として優れた性能を持ち、荒い海へ着水し航続距離の長さによる長時間の広域捜索や救難活動が可能であり、洋上救難者や空港設備の無い離島の救急患者の救助と陸上空港への搬送を効率良く行える。
柔軟な搬送に対応するため、PS-1のビーチングギアに替え、本機ではランディングギアを装備している。
初実績は1976(昭和51)年に房総沖のはるか太平洋上にあったギリシャ船の乗組員を救助。以降は700回以上の出動により、およそ700以上の人々を救助・救急搬送している。
現在では海上自衛隊はUS-1Aの後継機としてUS-1A改?を
防衛庁にて2007(平成19)年まで試験飛行を繰り返し、その後の部隊配備を計画している。
防衛庁へ納入する際、US-2(仮称)と改名する予定だという。
US-1A改?(仮称US-2)では、離着水時の操縦性改善および患者輸送環境の
改善と洋上救難能力の維持向上を目的としている。
特徴としては、フライバイワイヤーや統合型計器板の導入、エンジン換装に主翼等の軽量化を加えた物で、
救難活動の他に消防活動の能力も加えられており、
湖水・内海・外洋に着水して13秒間に15トンの水を取水し、何度も往復しての消火活動が可能。
余談ではあるが、阪神大震災時にこの機体があれば、火災による死傷者を大きく減らす事ができたと言われている。
US-1A 性能
速力 :(水平最高)265kt
発動機 :T64-IHI-10J 3,400馬力×4基
全幅 :33.15m
全長 :33.46m
全高 :9.95m
離陸重量:45,000kg
乗員 :最大12名