【RD-9】(あーるでぃきゅう)

Tumansky R-15
ソ連のツマンスキー設計局?で開発された軸流式ターボジェットエンジン
1950年に開発された。

本エンジンは高高度での性能と強い推力が特徴で、推力はアフターバーナー不使用時で73.5kN、アフターバーナー使用時には110kNを誇り、高高度での燃費や速度は1960年代初頭の西側航空機より優れていた。
しかし、低空での燃費が悪いことが欠点であった。

搭載機種はMiG-25のみである。

仕様緒元

タイプアフターバーナー付きターボジェット
全長6,264mm
直径1,512mm
乾燥重量2,454kg
圧縮機5段軸流式
圧縮比率4.75:1
タービン温度942℃
最大推力73.5kN(ミリタリーパワー)
100.1kN(アフターバーナー使用時)


派生型

  • R-15-300:
    初期型。Tu-123「ヤストレブ」ドローン?に搭載。

  • R-15-300M:
    不明。

  • R-15B-300:
    エンジンの寿命を延ばし、エンジンの電子制御を行った型。
    MiG-25P・MiG-25Rに搭載。

    • R-15BD-300:
      改良型。MiG-25PD・MiG-25PDSに搭載。

    • R-15BF2-300:
      発展型。Ye-266M(MiG-25Mのプロトタイプ)に搭載。


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