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【MIM-14】 †
MIM-14 Nike hercules
冷戦時代にアメリカが開発・配備した大型地対空ミサイル。
アメリカ陸軍で本土及び最前線の戦略拠点の防空に利用された他、NATO?諸国(旧西ドイツ・オランダ・ベルギー・ギリシャ)や日本にも輸出された(日本では「ナイキJ」として航空自衛隊が運用した)。
主として中〜高高度域において戦略爆撃機編隊や弾道ミサイルを迎撃するためのミサイルで、弾頭には破片効果弾頭または核弾頭が用いられていた。
1980年代まで用いられたが、後継のパトリオットシステムの登場や冷戦の終結に伴い、現在はすべて退役している。