【M117】(えむいちいちなな)

アメリカ製の750ポンド通常爆弾

朝鮮戦争に投入されて以来、50年代から70年代までの米航空機を代表する武装の一つとして数多く生産され、F-100F-104F-105F-111F-4などの数々の名機に搭載された。

その後はより抵抗の少ないMk80系、あるいはレーザー誘導爆弾などの登場によって航空任務の第一線を退いたが、90年代の湾岸戦争など、大規模な空爆の際には現代での使用にも耐える*1
また、航空自衛隊では91式爆弾用誘導装置を取り付けることで対艦用誘導爆弾としても運用している。

ちなみに、爆薬をサリン神経ガスに換装した大量破壊兵器MC-1?の原型でもある。


*1 とはいえ、そのように無軌道な空爆を行う機会が今後あるかは不透明だが

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