【LM】(えるえむ)

富士重工が、T-34?「メンター」をベースに開発した4座式の連絡機。
低翼式の主翼ドーサルフィン?つきの垂直尾翼などを踏襲する一方、コックピットは4座のキャビンに変更された。

派生型として、練習機型のKM-2やTL-1が存在する。
またKM-2をベースに、T-3T-5といった練習機も開発されている。

スペックデータ

  • LM-1
    乗員:1名/乗客3〜4名
    全長:7.88m
    全幅:10.00m
    全高:2.91m
    主翼面積:16.5m²
    運用時重量:994kg
    最大離陸重量:1,489kg
    エンジン:コンチネンタル O-470-13A 空冷水平対向6気筒ピストンエンジン(出力225hp/2,600rpm)×1基
    速度(最大/巡航):296km/h / 204km/h
    航続距離:1,556km
    実用上昇限度:15,000ft
    海面上昇率:990ft/min

  • KM-2
    乗員:2名/乗客2名
    全長:7.94m
    全幅:10.00m
    全高:2.92m
    自重:1,212kg
    最大離陸重量:1,750kg
    エンジン:ライカミング IGS O-480-AIF6ピストンエンジン(出力340hp)×1基
    最大速度:380km/h
    航続距離:920km
    滑走距離(離陸/着陸):420m/440m

派生型

  • LM:初期型(試作機)。
  • LM-1:LMの自衛隊仕様機。愛称は「はるかぜ」。
  • LM-2:プロペラとエンジンをKM-2と同様に改造したタイプ。
  • XKM:LM-1を改造した試作機。
  • KM:LMのエンジンに過給機を加えて340馬力に増力したもの。民間向け。
  • KM-2:KMの海上自衛隊向け練習機型。愛称は「こまどり」。
  • KM-2B:KM-2をタンデム複座に戻した、T-3の先行試作機。
  • KM-2D:KM-2をターボプロップ化した、T-5の先行試作機。ただしキャノピーはない。
  • KM-2F:KM-2Dをタンデム複座にした、T-7の先行試作機。
  • TL-1:KM-2の陸上自衛隊仕様。

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