【Ka-50】(けーえーごじゅう)

ロシアのカモフ設計局が開発した攻撃ヘリコプター
チョルナヤ・アクラ(ロシア語で「黒い鮫」)という愛称があり、"Black Shark"という英訳名で紹介されることもある。
NATOコードHokum(ホーカム)

Mi-24の後継機として開発され、Mi-24が強襲/攻撃ヘリコプターとして開発されたのに対し、Ka-50は完全な攻撃ヘリコプターとして製作された。
アフガニスタンでの戦訓から、攻撃ヘリコプターとしては初の二重反転式ローターを採用したほか、機体の側面には多数のメンテナンスハッチを設けることで過酷な戦場でのメンテナンスが容易になり、運動性や安定性、整備性が高い。

また、攻撃ヘリコプターでは世界初の単座型で、射出座席を有し、ズベズダK-37-800を搭載する。
単座型だがコックピットは高度な電子機器で自動化され、パイロットへの負担が軽減されている。

実戦投入はチェチェン紛争が初で、8機が投入された。


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