【F100】(えふひゃく)

P&W F-100
プラット・アンド・ホイットニー社でF-15およびF-14(後にキャンセル)用に開発されたターボファンエンジン
主にF-15F-16X-47B?に搭載されている。

主な搭載機

  • F100
  • F401
    • XFV-12?
    • ヴォート モデル1600
    • F-14B(試験機のみ)

仕様緒元

全長4.851m
直径1.181mm
乾燥重量1,696kg
ファン3枚
圧縮機10段軸流圧縮機
タービン低圧2段/高圧2段
推力
ミリタリー/オーグメンター作動時)
79.1kN/129.6kN
バイパス比0.36:1
推力重量比7.8:1(76.0N/kg)
総圧縮比32:1


バリエーション

  • F100-PW-100:
    初期モデル。F-15に搭載。
  • F100-PW-200:
    PW-100とほぼ同じ仕様。F-16に搭載。

  • F100-PW-220/220E:
    最先端の技術が取り入れられたモデル。
    F-15とF-16の両方に搭載することが可能。
    • F100-IHI-220E:
      IHIでのライセンス生産型。

  • F100-PW-229:
    220Eをベースにデジタル化も含めたFADECシステムの改善、ファンと圧縮機段の改善、構成部品の寿命延長により、メンテナンスが簡素化されたモデル。
    F-15E、X-47Bなどに搭載。
    • F100-PW-229A:
      F119F135の開発によって得られた技術が投入されたモデル。
      229と比べてオーグメンター部が若干短くなっている。
    • F100-PW-229EEP:
      リアルタイム監視システムの装備やデジタル電子エンジン制御(DEEC)システムのアップグレード等を行い、エンジン寿命を延ばした型。

  • F100-PW-232:
    229の推力強化型。
    量産されず。

  • F401-PW-400:
    F-14Bに搭載されるため開発された型。開発中止。


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