【F-80】(えふはちじゅう)

ロッキード社が開発した戦闘機。 愛称はshooting Star(シューティングスター、流星の意) 

当初はP-80の名称で運用されていたが、1948年にアメリカ軍内に空軍が発足したのを期に名称がF-80に変更された。

第二次世界大戦中の1943年の5月から開発を開始し、YP-80が1944年1月に初飛行した。アメリカ軍初の実用ジェット戦闘機である。

開発年からも察することができるが、F-80は第二次世界大戦に投入することを想定して開発されたが、実際には生産が間に合わず戦果を上げることは無かった。その後朝鮮戦争で初の実戦配備となり、MiG-15と史上初のジェット機同士の空中戦を行い勝利するなど、戦争初期の航空優勢確保の主力として一定の戦果はあげたものの、既にMiG-15に比べて時代遅れとなってしまっていた。


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