【DACT】(だくと)

Dissimilar Air Combat Training.
戦闘機における、異機種間における戦闘訓練のこと。
パイロットに、自らの操縦する機体と異なる飛行特性の機体との空中戦を疑似体験させることにより、さまざまな状況への対応力を養うことが目的となる。

通常、戦闘機の空戦訓練は同一部隊・同一機種同士で行われているが、恒常的に実施すると訓練がパターン化し、戦術に大きな偏りが生じてしまう。
最悪、交戦時に「日常の訓練成果」を発揮したがため敗北してしまう可能性もあり得る。

そのような事態に陥る事を防ぐためにも、DACTは重要な訓練である。

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