【CRJ】(しーあーるじぇい)

Bombardier CRJ.

カナダのボンバルディア・エアロスペース社が製造・販売している双発・小型のジェット旅客機
従来、ターボプロップ機が用いられてきた小需要・短距離路線向けの「リージョナルジェット」としては初の機体でもあった。

本機はもともと、1980年代後半にボンバルディアの前身でもあるカナディア社のビジネス機チャレンジャー600をベースに開発された*1
その後の航空業界再編でカナディアはボンバルディアの傘下に入ったが、型式には「Canadair Regional Jet(CRJ)」としてカナディアの名が残された。

1991年に原型機「CRJ100」が初飛行
翌1992年にカナダの型式証明を取得し、量産がはじめられた。

バリエーション

本機のモデルは、胴体長の違いにより以下のように分けられている。

  • CRJ100/200:
    初期生産型。座席数は50席クラス。
  • CRJ700:
    70席クラスの改良型。
  • CRJ900:
    90席クラスのモデル。
  • CRJ1000:
    100席クラスのモデル。

*1 このため、FAAやEASAに届けられた型式も「CL-600-XXXX」とチャレンジャー600の派生型扱いとなっている。

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