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【BMD-3】 †
旧ソ連が開発した空挺部隊向け歩兵戦闘車。
1980年代中盤から開発され、1990年に採用された。
車体設計は大幅に見直されており、車体を大型化した事によって車内容積が増大したほか、BMD-2の砲塔が搭載できるようになった。
武装には砲塔に2A42 30mm機関砲とPKT 7.62mm機関銃を装備するほか、対戦車戦闘用に9M113「コンクールス」対戦車ミサイルが搭載されている。
また、車体正面にはRPKS-74 5.56mm機関銃とAGS-17 30mm擲弾筒を装備し、前方への火力展開が可能になった。
そのほか、履帯などの足回りを改良した事により従来のBMDシリーズよりも機動性の向上や荒地踏破性能も改善されている。
車体重量は増加したが、ロケット噴射緩衝装置付のパラシュート・トレーによる空中投下が可能であるが、BMD-3用にプラットフォームを必要としない新型降下装置PBS-950が開発され、空挺兵を乗せたまま投下し、着地後直ちに戦闘に移ることが可能となった。