- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- B2707 へ行く。
- 1 (2004-07-31 (土) 13:29:37)
- 2 (2007-09-12 (水) 22:29:40)
- 3 (2008-03-04 (火) 21:04:43)
- 4 (2008-07-16 (水) 15:37:15)
- 5 (2009-12-27 (日) 18:47:07)
- 6 (2012-09-02 (日) 18:31:39)
- 7 (2014-02-19 (水) 21:11:06)
- 8 (2014-05-20 (火) 18:41:11)
- 9 (2015-09-02 (水) 11:03:52)
- 10 (2016-07-18 (月) 09:40:50)
- 11 (2017-03-20 (月) 12:35:25)
- 12 (2017-03-20 (月) 20:00:49)
【B2707】 †
Boeing B2707(733-290).
1960年代にボーイング社が開発を進めていた超音速旅客機(SST)。
当時、超音速旅客機としてはロッキード社のL-2000、英仏共同開発のブリストル223(後のコンコルド)、旧ソ連のツポレフTu-144といった機体が開発されていたが、本機はこれに対抗する機体として開発が始まった。
開発当初は「ボーイング733-290」と呼ばれ、全長83メートル、最高速力マッハ2.7、ペイロードは乗客・乗員229人で可変後退翼を有する構造だったが、最終的に可変後退翼は省かれた形で開発が行われることになった。
しかし1971年3月24日、連邦議会が1億3400万ドルに及ぶ開発費の援助を拒否したことにより、本計画は頓挫することになる。
日本航空も本機を8機発注していたが、計画の頓挫に伴って自然と立ち消えた。
(なお、コンコルドも並行して発注されていたがこちらも頓挫している)
本機のモックアップは一度解体されたが、19年後に買い取られ、一部が再組立されてカリフォルニア州サンカルロスにあるヒラー航空博物館に展示されている。
B2707のデータ(予定) †
全長 | 96.9m |
全幅 | 43.18m |
巡航速度 | マッハ2.7 |
巡航高度 | 60,000ft(18,300m)以上 |
推進方式 | ジェットエンジン×4基 |
推力 | 267kN(60,000lbf)×4基 |
乗客 | 250〜321人 |