- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- An-225 へ行く。
- 1 (2003-12-18 (木) 21:20:34)
- 2 (2004-06-07 (月) 21:52:26)
- 3 (2004-10-30 (土) 12:17:40)
- 4 (2007-09-12 (水) 22:29:36)
- 5 (2008-07-15 (火) 11:14:06)
- 6 (2009-12-22 (火) 06:18:49)
- 7 (2010-10-31 (日) 02:31:14)
- 8 (2010-10-31 (日) 07:42:13)
- 9 (2010-10-31 (日) 18:01:54)
- 10 (2010-11-01 (月) 19:03:42)
- 11 (2010-11-01 (月) 23:15:13)
- 12 (2011-04-10 (日) 20:27:16)
- 13 (2011-04-12 (火) 15:58:41)
- 14 (2013-02-20 (水) 22:42:05)
- 15 (2013-04-16 (火) 21:33:51)
- 16 (2014-03-22 (土) 20:25:17)
- 17 (2017-10-13 (金) 22:28:25)
- 18 (2018-09-14 (金) 07:35:44)
- 19 (2018-09-14 (金) 17:57:52)
- 20 (2019-01-26 (土) 17:44:35)
- 21 (2019-04-23 (火) 20:38:40)
- 22 (2021-08-21 (土) 16:30:14)
- 23 (2021-08-24 (火) 00:10:23)
- 24 (2022-02-28 (月) 07:12:00)
- 25 (2022-06-05 (日) 07:45:15)
- 26 (2022-11-12 (土) 19:22:49)
【An-225】 †
愛称はムリーヤ(Мрія:ロシア語で「夢」)。NATOコードはコサック。
アントノフ設計局が開発した世界最大の輸送機。
ソビエト版スペースシャトルのブランを輸送するためAn-124をベースに製作された。
2005年現在、最大離陸重量が600tと、世界一重い航空機として有名。
この機体の他にブランを輸送するために製作された機体としてはM-4戦略爆撃機をベースに作られたVM-T「アトラント」がある。(2005年現在現役の模様)
B747がスマートに見えるほど大きな機体と、六発エンジンが特徴。
機体は実に250tのペイロードを輸送可能で(実際には300t以上を搭載することができる。))、逆に空荷の場合は、H型尾翼の存在や反応の良いエンジン、大型フラップなどの性能の高さのために生み出される良好な操縦性から、「戦闘機なみの機動が可能」と操縦士に言わしめるほど、その巨体からは想像できない機動性を有している。
また、積載作業を簡易にするため、前脚を傾斜し前傾姿勢になることができる。
しかし機体の貨物室内は与圧装置が無いので、人員や生物の輸送は不可能である。
2機製作される計画だったが、ブランの計画がソ連の崩壊で終了したことに伴って、わずか一機が生産されただけで計画も終了している。
一時は、ウクライナの工場の一角に放置され、An-124とAn-70?の補修用部品取りとして次々と主要なパーツを失うなど、事実上のスクラップ扱いとなっていたが、1999年になって、当時のアントノフ航空などがAn-225を商用として現役復帰させることを発表し、 1年近い改修の末、デジタル化と機体の補修・強化を行い再就役した。
現在はヨーロッパの重量貨物専門の貨物航空が所有し、主に大西洋で運用されている。
Photo: USAF