【AK-630】(えーけーろっぴゃくさんじゅう)


ソビエト・ロシア名:AK-630 NATO名:ADMG-630

 ソビエト連邦の艦艇に広く搭載されるCIWSで、1978年に開発が始まったファランクスに比べると遙かに早い1969年に配備が開始された。6砲身の30mmガトリング砲?を利用しており、連射速度は3000発 / 分といわれている。ファランクスとの最も大きな違いは独自の射撃指揮レーダーを持たず、複数の砲塔が共有するという点である。そのため小型化を実現しているものの射撃指揮レーダーにトラブルが起きると致命傷となる。消費電力の小ささなどからタランタル級?などのコルベット艦?にも搭載され、現在ロシアの艦艇はCADS-N-1? Kortik(ロシア語で「短剣」の意、輸出用はKashtan「栗」)に更新されていっているが、大型のCADS-N-1?の搭載が難しい小型艦艇では今後も使用されていくと思われる。


参考URL
ユナイテッド・ディフェンス AK−630 30mm近接防御砲
http://www.eurus.dti.ne.jp/~freedom3/AK-630-FREE.htm


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS