【91式戦車橋】(きゅういちしせんしゃきょう)

1990年に制式採用された、陸上自衛隊施設科(工兵)部隊が装備する架橋戦車。
その名の通り、90式戦車などの重車両を通過させる装備である。
車体は74式戦車の車体を使用しており、その上に2分割に折りたたまれた橋梁を搭載している。
橋梁は油圧で展開し、架設に要する時間は5分ほどである。

本車のほとんどは北海道の各方面隊施設科に配備されており、本州では施設教導隊、教育支援施設隊等に少数配備されている。

スペックデータ

乗員:2名
全長:10.9m
全高:3.8m
全幅:4.0m
全備重量:41.8t
架設時間:5分
架設構造:油圧式 水平押出方式
架設角度:±15°
橋長:20m 有効長18m
有効幅員:3.9m
最高速度:50km/h
製造:三菱重工業


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