【霹靂7】(へきれきなな)

中国人民解放軍短射程空対空ミサイル
「霹靂7」の他に「PL-7」とも呼ばれる。
株洲航空発動機廠(ZAF*1)が開発を担当した。

1982年に開発が始まり、1987年に量産が開始された。
誘導方式は赤外線誘導で、初期型では後方からしか攻撃できなかったが、改良型のPL-7Bではシーカーが改良されオールアスペクト発射能力を獲得した。

ミサイル前方部に固定カナードと飛行制御カナードを付けているので、見た目はフランス軍マジック2に非常に似ている。
主な搭載機としては殲撃7強撃5だが中国では運用されておらず、輸出用として 生産されている。
主な輸出先としてはイラン、ジンバブエ、バングラデシュである。

関連:霹靂2 マジック2

主な搭載機

カタログスペック

全長2.75m
直径15.7cm
翼幅66cm
弾頭HE(12kg)
推進方式固体推進ロケットモーター
最大速度M2.0
射程14km
G限界35G
誘導方式赤外線誘導(PL-7)
オールアスペクト赤外線誘導(PL-7B)


主な種類


*1 Zhuzhou Aeroengine Factory.

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